おくることば(1)

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おくることば(1)

  • 著者名:町田とし子【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2017/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065103289

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内容説明

ある日、男子高校生・佐原は交通事故により死亡した。だが、その死は事故によるものではなかった。幼なじみの少女・千秋によって殺されたのだ。なぜ千秋は自分を殺したのか――? 佐原の死をきっかけにクラスメイトたちの本当の想い、そして新たな真実が見えてくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トラシショウ。

18
読み友さんの感想から。交通事故で死んだ男子高校生・佐原。しかし彼だけは自分は事故死ではなく、その時後ろにいた幼馴染の千秋に突き飛ばされ「殺された」事を知っていた。幽霊となり彷徨いながら、仲の良かった友人やクラスメイトの普段は見せなかった顔を見聞きしながらも彼は千秋の行動の真意とその告発に向けて動き出す。初めて読む作者だがズブの素人、と言う訳でもなく、コミカライズやオリジナルも手がける人物らしい。明確なプロットありきで始めた訳ではなさそうだが、その即興性が上手く機能している、と言う印象(以下コメ欄に余談)。2017/11/14

レリナ

11
佐原は何故千秋に殺されなければならなかったのか。自分が死んだ真実を伝えるために、幽霊となって彷徨うさはら。幽霊が見えるメイが今後真実を解き明かす鍵になっていくかもしれない。佐原の次の犠牲者が出る可能性があるので、千秋が何故佐原を殺したのか、真実が明らかにならないと、危うい空気。佐原はなんとかして自分が殺されたことをおくることばとしてクラスメイトに伝えなければならない。見え隠れする千秋の闇。この作品思ったより奥が深そうだ。次巻に期待。2017/11/11

とにざぶろう

9
久々に新作でヒットした。主人公は冒頭で事故死、かと思いきや、実のところそれは殺人で、犯人は彼の幼なじみであるヒロイン。主人公不在のまま群像劇が描かれていく。とても面白い。伏線の張り方が綺麗で、流れるように物語が紡がれていく。キャラクターはどいつもこいつも癖がある。さて、物語のヒーローは誰かというところで、ついに明かされた姿に「お前かよ」という驚きがあり、そこで俺の心臓が掴まれるのです。モブがどんどん主役になってゆく。俺の好きな群像劇。2018/04/18

チューリップ

4
トラックに轢かれて主人公?が死んでしまうんだけど、事故だと思われたけれど、実は幼馴染の女の子が主人公を殺していて、幽霊となった主人公がそれを人に知らせようとする話なのかな。メインのキャラ歪んでいる部分がある子が多くてじっとりした雰囲気の話だった。そのせいでクラスメイトモデルにした漫画を他の人に見せた主人公もわざとやったのか?と思えてしまう。モブにキャプ翼いたのがシュールで面白かった。2023/09/03

きのと

4
なんだかなぁ。無駄に面倒なかんじ2019/07/07

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