P+D BOOKS<br> P+D BOOKS 人間滅亡の唄

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P+D BOOKS
P+D BOOKS 人間滅亡の唄

  • 著者名:深沢七郎【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 特価 ¥539(本体¥490)
  • 小学館(2017/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784093523219

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内容説明

独自の死生観で人生を看破したエッセイ集。

1956年、処女作『楢山節考』でセンセーショナルな作家デビューを果たした著者が、世間の常識とは一線を画した視点で、折々の思いを綴ったエッセイ集。

単純明瞭に自らの生を生きる――簡単そうで実は至難きわまりない生き方を貫き、その結晶とも言える作品は当時の文壇にも、三島由紀夫はじめ多くの関係者に多大な衝撃を与えた。

「流浪の手記」、「子供を二人も持つ奴は悪い奴だと思う」など自選の全28編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ライム

1
著者の半生、知ると驚く話の数々。多方面への自由気ままな活動と豊富なエネルギ―に感嘆。中学からタバコプカプカ、ギター習って嫌な事はしない主義で通し、遊び飽きた頃に小説書いてベストセラー。そこまでは良いが、その後書いた問題作で忌わしい殺人事件が起こり、多数の脅迫状も。世間から隠れて各地を転々と旅する日々が悲壮感の色濃く語られる。でもきっと懲りてないな、「小説は好きだから書いちゃいけないと言われても書くけどね」。後年の田舎に移住しての農業生活、変わり身が見事。2023/09/23

祐徳太子

1
『生きているのはひまつぶし』が良くなかったから期待してなかったが、深沢の思想に面白みを感じないだけで、「流浪の手記」や久喜での日々の記録などが主な本書は存外良かった。2022/04/06

眼鏡堂書店

0
根無し草気取りであっちへふらふらこっちへふらふら。 何をするにもまずは言い訳から。『楢山節考』や正宗白鳥との交流は興味深く読めたが、それ以外は全く共感できず、ただただ無責任な年寄りのたわごとが敷き詰められているという印象。多分、二度は読まないだろう。2021/09/20

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