内容説明
ある日、主人公・緑川が目覚ると、髪の毛が緑色になっていた……。
いや、それだけでなく、学校中の人間の髪の色が
ド派手な色に染まってしまっていた!
ただ、奇妙なのは髪の色が違うことにだれも気付かないということ――。
混乱する緑川の前に赤い髪の美少女・火ヶ坂が現れる。
彼女は緑川に、同じ髪の色が三人そろうと消失する、
「パズライズ現象」というものがこの世界に存在すること、
そしてそれは髪の色の違いが分かる人間にしか認知できないこと……
そしてそれを使って人を消す集団がいることを明かす。
ゲームのような世界で始まる、全く新しい学園ノベル!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サキイカスルメ
7
色で消えるといえばぷよぷよ世代です。突然人の頭の色が緑や紫、黄色かなどカラフルに見えるようになった緑川が、同じ髪の色3人以上が接触すると消えてしまうパズライズ現象から人を守るアンチパズル部に入るお話。うーん、少し薄味?な印象です。パズライズで人を消そうとしている敵との戦いがメインでした。なぜパズライズという現象が起きているのかという方が気になったので、そっちメインの方が好みだったかな。キイちゃんがインパクト強くてよかったですね。主人公の緑川君も好青年で好きでした。2015/06/03
アカ
2
同じ髪の色の人間が3人並ぶと消えるとか、パズルゲーみたいな設定が斬新!キャラも立ってていいですね。犯人を追い詰めるところの緊迫感とか、仲間同士の友情もあつい!表面上だけではなく、人間と正面から向き合うことの大切さが丁寧に描かれている。最後のシーンは「なるほど!」とうならされた。さわやかな読後感でした。きれいに終わってたけど、もしかして続くのかな?続編もあるなら読みたいですね。アンチパズル部ばんざい!2015/05/29
一輪
1
初めて読んだノベライドル作品 パズルゲームとデスゲーム(死にはしないけど)をミックスさせたような作品 ところどころで何色の髪の人がどんな位置にいるかをマス目で表現しているところが分かりやすくて良かった 他の作品にも興味出てきた ただ本編とは関係ないが、本文とヘッダー、フッターの間に空白が多くて「資源の無駄……」と感じてしまった2015/09/30
shouta246
0
パズルを題材にしてるのって以外に面白かった2015/06/20
リョウ
0
パズルゲームとデスゲームを組み合わせた設定が斬新で面白かった。 ただ、もう少し話の展開に厚みが欲しかった。 2019/03/22