内容説明
●混迷の国際情勢を読み間違えてはいけない!
トランプ以後の“平和なき時代”にどう生き残るか?
最強論客、宮崎学と佐藤優の大胆な対論が炸裂する!
北朝鮮によるミサイル発射、
相変わらず続く無差別テロ、
反グローバリズムの台頭、
格差と貧困の問題……
日本を取り巻く世界は
混乱の真っ只中にある。
また、トランプ大統領の
これまでの常識とは大きく異なる発言や政策は
世界を震撼させ、予測不能にさせている。
このような「暴走する」時代を
私たちはいかに正しく読み解いていくか?
これまでの常識が全く通じない時代に
私たちがなすべきこと、考えることは何か?
今、起きている日本と世界の問題を
「戦争」「革命」「暴力」をキーワードに
わが国最強の論客2人が鋭く斬り込む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
28
「ソ連崩壊により『資本主義が勝利したんだ』と勘違いした人が増えたために、「新自由主義」と言う名の、もっとむき出しの動きを許してしまった」「柄谷行人は、新自由主義とは帝国主義は同じものだとしていますね」「(日本も)経済力があって、帝国主義的政策をとっているのだから、帝国主義国家として他国との関係を重視して生き残りを考えていくべき」、なるほど。2020/06/16
かふ
9
今現在の北朝鮮問題について対アメリカよりも対ロシア・中国っていうのはなるほどと思った。あとロシアのプーチンも中国の習近平もあなどれない。トランプが革命家というのは笑った。トランプが下品なほどアメリカでは支持されるのは日本でも似たようなところがある。その間に世界ではロシアと中国が影響力を持ち続けるようになる。アメリカの凋落ぶりに日本も付き合っていていいわけない。2017/11/15
gtn
8
キューバ革命の成功は、貧困からの脱却という大目的があったからであり、社会主義というイデオロギーは「後付け」という見立ては目からうろこ。日本は理屈から入るので、いつまで経っても革命できない。2018/03/03
Sachi
7
Unlimited。革命を様々な視点から考える。東洋と西洋では「革命」の意味は違い東洋の革命とは、基本的には古代中国の「 易姓革命」運動家と革命家も違う。ロシア、韓国、中国 、ISどの話も面白かった。自爆テロ志願者を探すテロ組織は、精神科医やカウンセラーと組んでいますというのも怖い。EU諸国など死刑を廃止している国家では、そういうテロリストたちは問答無用でその場で射殺されるという記述も驚いた。 2022/07/13
羊山羊
7
ヤク○と左翼に造詣の深い宮崎氏だけあって、その関連の話が多い。第3章でトランプ大統領に対して「国際政治等に興味がなく整合性もない」といったコメントが的確でいい。こうして見るとトランプ氏が悪党に見えてきたりして仕方がない。また、かつての共産党組織に興味がある人にもおススメの本。2019/07/12
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