内容説明
耳が聞こえない人のお手伝いをする聴導犬の想い……
あなたは捨てられた犬と人との奇跡を信じますか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショコラテ
9
帯の煽り文句に「必ず泣けます!」なんて書いてあるけど、いつから物語を泣くために消費する文化って始まったんだろうね?盲導犬に比べるとマイナーな聴導犬。訓練やそれに掛かる費用は国が出してるのかと思い込んでいたが、寄付に頼っていて知名度がないから集まらなくて、訓練士やスタッフの給料もろくに出ないなんて驚いた。もっと予算組んでくれ、そして啓蒙してほしい。平成14年の身体障害者補助犬法によって、ペット禁止の賃貸でも補助犬ならOKって知らなかったし、知らない大家さんいっぱいいると思う。未だに飲食店でもNG、啓蒙不足。2017/12/03
のがまま
4
引退した盲導犬たちを追ったドキュメンタリーを見た記憶もあり、訓練士によって聴導犬として育てられ、ユーザーと共に聴導犬の認定を受けるところから次世代への引き継ぎを最後に現役引退して、2代目の仕事ぶりをみながらユーザーの家でゆっくり最期を迎えていく一連を読んで、いろんな立ち位置からの話を読んで、感動した。ひとりの親として、訓練士さんの姿に学ぶべきところは多い。2018/03/16
Humbaba
4
自分が育てた場合と先輩が育てた場合で大きな差が生じる。真剣に仕事をしているからこそ、そのような差がでることに深く傷つくこととなる。傷つくことは辛いことではあるが、それ個度が自分が真剣に取り組んできた証であると、後から振り返って考えてみるとわかるかもしれない。2018/01/21
Humbaba
2
自分が不足している部分を他の存在に補ってもらう。自分一人だとなかなか対応できず苦しむようなことも、一緒にいることで通常通りにこなせるようになる。それは非常に素晴らしいことであり、だからこそパートナーはとてもありがたい存在となる。聴導犬は最初から何でもできるという訳ではないため、訓練が必要である。そして、そうやって厳しい訓練を超えたからこそパートナーとの新しい生活が送れるようになる。2025/04/16
まちゃ
2
盲導犬は犬のストレスが多すぎる。 犬でなくても自動運転の技術を活かして、ロボットのような案内でも良いのではないか思っている。 実際事故も絶えずその度に盲導犬の存在に疑問を持つ。 その点、聴導犬であれば犬もストレスも少ないのではないだろうか。 健常者の私でも愛犬達の音に対する反応に、家人の帰宅を教えてもらう事がある。 犬の性格(几帳面かものぐさか)によって音が鳴った時の教え方が違うのには笑えた。2018/02/14
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