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内容説明
摩訶不思議なのにリアル、最少の線なのに圧倒的表現力!
漫画家・大橋裕之の自費出版時代の幻となっていた作品を上下巻「ゾッキA」「ゾッキB」にまとめて刊行。
「謎漫画作品集」「週刊オオハシ」などの自費出版漫画集、漫画誌、ミニコミ誌などに掲載された活動初期の作品などを選りすぐり収録している。
大橋裕之の上京前、実家で悶々としながら最少の線で表現される漫画からは、摩訶不思議なのにリアルな大橋作品の原点が投影され、その才気がほとばしる短編集となっている。
「ゾッキB」には単行本用の描き下ろし「遠浅の部屋から~2006 上京~」に加え、大橋裕之とシンガーソングライター・前野健太氏との対談も特別収録予定。
◎シンガーソングライター・前野健太氏と大橋裕之の対談も収録予定!
【収録作品】
マジシャン/カントリーボーイ/父/GOLD RUSH/犬死くん 第2話/東京/見張り台/
ゲマンの光/ライブハウス/教室/クマ/後悔/さみしさ/スクープ
[描き下ろし]遠浅の部屋から~2006 上京~
[対談]大橋裕之×前野健太(シンガーソングライター)
◎あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさひ
8
なんだろう説明が難しい。面白い。この人きっと面白い人だと思う。バカリズムとか若林とかそんな斜に構えた感じかな。同い年だしリズムがあうのか。2019/12/26
PADI
4
意味わからん。面白い。なんか知らないうちに感動してるし、なんか知らないうちに切ない。因果がない。感情移入もない。物語があってそれに対してじわっと何かを感じる。説明がつかないもの。どうして書いたのかが分からない。前作より切ない気持ちになるものが多い。『見張り台』『教室』は何かがグッとくる。この感想でもわかるように何かって表現が多いようにざっくりしたものしか掴めない。うーんわからん!!楽しい!!2021/12/28
kanon
2
冗談ではなく全編良かった。物語の掴みと衝撃が完璧で、それでいてメッセージ性があったりするからもう何も言うことはない。漫画は絵が良くないと読めない、という人間は一定数いるのが事実であるが、本当にそんな要素でダメだというならそれで良い。しかしそういう奴らは勿体無いことをしている、大橋裕之の漫画を読めていないのだから…とマウントを取り続けながら生きてゆきたい。絵だけで、内容が全く皆無な漫画なんて無数にある。大橋さんは作品内でもそれをよく語っている。自分もそうだと思う。だから大橋さんの作品が好きなのかもしれない。2018/10/16
ほしの
2
すごくすごく良かった。泣く。派手でも豪華でもない(そんな記号的なエピソードではなくて)、なんていうことのない出来事が思い出に残るみたいな、そんなひっかかった出来事が象徴化するというか。とても良かった。個人的な話と象徴性。貸してくれたニューエイジ青年に感謝。2017/08/06
わーぷ
0
犬死くんが犬死にじゃなくて良かった。2020/07/03