コスミック時代文庫<br> 天下御免の無敵剣 菊と葵の太刀

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

コスミック時代文庫
天下御免の無敵剣 菊と葵の太刀

  • ISBN:9784774713380

ファイル: /

内容説明

ものごころついたときは、京の尼寺に預けられていた六條頼母。位ある公家の血を引いている、と噂は立っていたが、羽織の背に菊の紋所が鮮やかに染まっているのを見た者は、帝の落し胤ではないかと、平伏した。そんな頼母が二十歳となった折、従四位下の官位を有するが故に、帝からある下命がもたらされる。将軍家への恭順を示すため江戸に下向し、橋渡し役として徳川へお仕えせよ、と申し渡されたのだった。小石川伝通院の寺侍となった頼母だが、畏れ多くもその身は帝の名代。寺社ばかりか大名家の屋敷にも“御出入り勝手”の証を得る。拝領した銘刀・粟田口吉光で不義を斬る頼母──。朝廷と幕府の名をもって天下を治めたいと渇望する美剣士の闘いがいま、幕を開ける!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

46
これはちょっと選び間違えたかな(^^;。お人形さんみたいな男前?が主人公やなんて・・・。ちょっとアクのような刺激が無いと魅力に欠ける。?まだまだ続きがある?。いやいや若くても年寄でも先の事はわからん。この一巻目が勝負でしょう。かと言って他に目移りしちゃ申し訳ないしと。公家の血を引く若武者は尼寺育ち。父親も母親も知らぬ、お内裏様のようなお顔をお持ちの頼母さん。その顔を巷に晒しては「おなご」共にむしゃぶりつかれると庵主様より素顔を曝さぬよう申しつかる。その彼が江戸へ出向。当時寺社奉行だった水野忠邦と親しくなる2022/09/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12011209
  • ご注意事項