祥伝社文庫<br> 陣星、翔ける 陣借り平助

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祥伝社文庫
陣星、翔ける 陣借り平助

  • 著者名:宮本昌孝
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 祥伝社(2017/11発売)
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  • ISBN:9784396341145

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内容説明

織田信長に最も頼りにされ、かつ最も恐れられた漢(おとこ)、魔羅賀平助。その手柄は戦国の世に響き渡る。だが、女に優しい平助は、伊豆で房州里美の女忍びに捕らえられてしまう。猛将北条綱成の暗殺をもくろむ女は、協力しなければかつて平助が情を交わした遮那姫の娘を殺すという。夫婦を装って綱成と遮那姫がいる玉縄城を訪れた平助は、思いもかけない事実を知るが──。自由奔放に生きる快男児、参上!。戦国最強の若武者の活躍を描く痛快時代ロマン、大人気シリーズ第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

13
天下無双の戦士ながら、魔羅賀平助は女の罠にはころりと嵌まってしまうところが可愛い。しかもシリーズ3作目は全5話すべてに“いい女”が登場する。なかでも女忍びと、勝鬨姫こと遮那とその娘・太衣良(たいら)との因縁話「勝鬨姫始末」がよかった。2020/08/10

onasu

11
今回、平助が旅するのは近江、伊那、駿河、伊豆~相模、大和。そういう年なのか、大きな戦に出くわすことはなく、陣借りにも変化をつけて、女に弱いとされる平助の女難の巻とも。  中でもは、伊豆の野天に浸かっていると男たちに追われる歩き巫女が現れ、追い払ったところでしっぽり…、と典型的なパターンも、後に思わぬ真相が!  また、冒頭から平助とは因縁関係の女忍、阿波三好の狗神党、蠱鵺(カンナギヌエ)が現れ、以後随所に敵に味方にと顔を出すのも読ませどころ。  偶々見つけたシリーズも既刊はここまで。潮時とするも妙手か。2022/03/03

けやき

4
陣借り平助シリーズ第3弾!「鵺と麝香と鬼丸と」「死者への陣借り」「女弁慶と女大名」「勝鬨姫始末」「木阿弥の夢」の5編。「勝鬨姫始末」では女性は子供に対してこういう感情を抱くものかと思った。2015/04/25

m-t

1
魔羅賀平助の活躍を描く連作短編集。シリーズ3作目。戦は強いが女子供には弱い、豪傑が、各地を転戦し、巻き込まれた争いで活躍していく。それにしても強い。一作目の後の話が出てきたりするのも良かったです。2015/04/18

かずぺん

1
平助の大人の知性と子供のような無邪気さが好きです。大変楽しみました。2015/05/13

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