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内容説明
東京駅や品川駅、全国の百貨店で、行列のできる手土産スイーツとして人気を博す八天堂の「くりーむパン」。その人気の秘密は、冷やして食べるという斬新なアイディア、そしてとろけるような口どけとおいしさにある。本書で、この「くりーむパン」の軌跡と、八天堂社長・森光孝雅氏の挫折と挑戦の日々から導き出された経営哲学を開陳する。広島県三原市で焼きたてベーカリー店を創業した森光氏は、十三店舗を展開するまで急成長を果たす。しかし、無理な拡大から倒産の危機に陥る。その危機の中で森光社長は、周囲の人たちの支えによって生きてきたことに気づく。そして、それまで百種類も作っていた商品を、苦労の末に開発した「くりーむパン」一種類に絞り、本当にお客さまと社員、周囲の方のためになる事業を実践。「くりーむパン」は大人気スイーツとなり、日本はもとより、海外への進出も果たした。「くりーむパン」に込めた“夢”と“志”の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんたろう
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★★★★八天堂の「くりーむパン」がどんな変遷を経て生まれてきたのか。職人から経営者へと移っていく森光社長の歴史を訪ねることができる一冊。三原市出身であるから手に取ったのだが、三原から東京へ、全国へ、そして世界へ進出していく夢と希望を感じられる一冊である。2025/05/07
Masaki Sugimoto
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ワンプロダクトで会社を蘇らせた物語。「イノベーションはスタンダードとスタンダードを掛け合わせることによって、新しいく価値があるものが生まれる」なるほどなと。0を1にするのはすごく難しい時代。意外な組み合わせが新しいスタンダードを生むのかも。2019/08/28
Kotaro Saiki
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こういう本を読むと、本当に素晴らしい会社だし経営者だなと尊敬する反面、どん底を経験しないと良い経営者にはなれないのかとも思ってしまう。良い会社だから売れるようになるのか、売れるから、良い会社になれるのか。どちらも必要なのは間違い無いが。結局は本人の情熱、目標設定、そして行動に尽きるんだなと痛感させられる。2019/02/15