クズとメガネと文学少女(偽)(1)

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クズとメガネと文学少女(偽)(1)

  • 著者名:谷川ニコ【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 講談社(2017/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063695816

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内容説明

凜とした文学少女・織川衣栞の正体は、顔以外は地雷しかない文学少女(偽)! 彼女(の外見だけ)に一目惚れした古河(クズ)と、クールな読書家の守谷(メガネ)との三人が織りなす、本をめぐる冒険の行方は……!? 綾辻行人の『十角館の殺人』を筆頭に、『罪と罰』『仮面の告白』などの古今東西の名作が続々と登場する読書コメディ。『わたモテ』の谷川ニコが描く文学少女(偽)に、きっとあなたも恋をする!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

60
谷川ニコ作品としては下品すぎずドキツすぎず。えげつなさが少ない。が、人間関係のズレが効果的でシチュエーションコメディーとしてちゃんと面白い。バカでやらかしてしまうヒロインがなかなか可愛い。文学ネタも楽しめるので続きを待つ。2017/10/21

海猫

42
再読。やっぱりまず偽文学少女の織川衣栞が面白い。バカでポンコツで中二病だが、とにかく見た目とリアクションが可愛い。古河(クズ)と守谷(メガネ)の三人メインでお話が展開するが、全然ドラマチックじゃなく、それぞれに思い込みや勘違いをし、まったく訂正されないまま、人間関係が深まる。なので後になるほど、可笑しみがアップしていくのでかなり吹いた。もうちょっと素直に読書に取り組めば良かろうにと思うものの、途中の「谷川ニコの読書ノート」を読むとかなり屈折してて、そりゃ内容もこうなるかと変に納得してしまった。2019/12/15

ヒロ

34
文学×ギャグ漫画。文学少女を装う天然織川、その織川に一目惚れしたクズ古河、読書家でメガネな守谷の3人が図書室で文学作品を通じてやり取りする中で京極夏彦や村上春樹をいじり倒す作品。これは読んでて楽しい。古河が十角館読んでるのを守谷がそわそわしながら見てるのとか超笑った。あと京極堂イジリが強めで好き。読メ登録してるような人なら基本楽しめると思う。2018/11/19

cinos

20
「ミステリと言う勿れ」と一緒に貸されました笑。綾辻さん大推薦の帯!本への(京極さんへの)愛情あふれる四コマ漫画、笑いました。『仮面の告白』ってそんな本だったんですね、と本への興味がわく良いブックガイドブックです、たぶん。2019/07/14

るちだ まね

15
読メ友さんの紹介で手にした一冊です★ さっくりと読める。十角館の本を持った織川の表紙が可愛い(๑′ᴗ‵๑) 昔、読書を始めたきっかけが古河(クズ)と同じで笑える…。ストーリーは流れているのにちゃんと4コマでオチがついてて、構成面白い♬重い小説などの合間に挟むといい感じの一冊ですね★2017/10/09

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