少年サンデーコミックス 星空のきみ（２）

著者名：塚本夢浩【著】

小学館（2017/10発売）

• ISBN：9784091278906

内容説明

クラスのアイドル・ミレイは、5年前、チカに宛てたクウトの手紙を盗み、嘘の返事を出した張本人だった。クウトに片思い中のミレイは、チカがクウトと同棲しているらしいことを掴み、嫉妬の炎を燃やす。一方、クウトの激励をうけたチカが登校を決意すると、反転し、浮いていたチカの体が突然、もとに戻った。

変則同棲サイコラブコメディー、ついに完結！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kenitirokikuti]

この第２巻で完結。最終話の一つ前のタイトルが「さよならを教えて」（http://dic.nicovideo.jp/t/a/さよならを教えて ）。内容からして、意図的につけたもんだよな。こういう、ラブコメがドス黒いグロテスクな妄想に塗り潰されるタイプの物語はやや古くなった感じ（最近のグロ系は『東京グール』あたりが中心かしら？）▲四十路になると、（ああ、おれと同じで10代のころ軽くメンタルおかしくなったタイプだなぁ）という感想がわきあがる。辛いけどどうしようもない。

2017/10/15

[蝉、ミーン ミーン 眠ス]

チカの浮いている描写が狂った主人公の妄想だったというオチは力業が過ぎる気もするが落とし所としては面白かった。ただどうせなら何故そこまで主人公が壊れていたかという点についても描いてほしかった。

2017/10/23