内容説明
介護士の彩はある日、余命三ヶ月の末期がんに冒された資産家老人・雄吉の介護に訪れる。雄吉に見初められた彩は、高級マンションの譲渡を条件に男女の関係を結び、残された日々に心身を捧げる。しかし奇跡的に雄吉のがんが消えたことを知った彩は、バッグの中からある物を取り出し――。心の奥に潜む“欲”が交錯する傑作サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masaaki Kaneda
9
出演者の心が皆いやらしすぎてある意味新鮮2019/03/02
mn4947
2
派遣介護会社で働く主人公の女性は元経営者である老人に気に入られ、自分を犠牲にしてマンション、現金一千万を手に入れる。それだけで満足できない主人公は殺人を犯して金庫の金まで手に入れる。だまし、だまされ、簡単に殺人をおかしていく。2018/05/28
kaikoma
1
真っ当な感覚を持った登場人物が誰もいないという事ですね。描く視点が主人公から変わった瞬間から、どんどん落ちて行く感覚に魅了された感じです。少し逸れますが、この手の設定の作品を読むと、お金で健康は買えないのだということを強く実感します。2023/04/16
きよりん
0
なんだか2時間ドラマのようでした。私はあまりのめり込めませんでした。2017/12/30
けんたん
0
どこかにあるような話。それでもそんなに事が上手く行くのかなぁ。と、思ってしまううような展開。人をつなぎ止めるのは金、餌は色。落ちるのも同様。2017/12/10
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