小路花唄（２）

著者名：麻生みこと【著】

講談社（2017/10発売）

• ISBN：9784063882926

内容説明

大人気恋愛連作『路地恋花』の続編！　手に職を持つ若者が集う京都の長屋で、オーダーメイドの靴工房を営む西山椿。気づけば最年長の彼女の元に、ファッションブランドを立ち上げた友人が仕事の誘いにやってきた！ さらに、弟子入り志願者（男子大学生）と元カレの娘（女子高生）が対面し、椿の職場兼住居には微妙な空気が流れ始め……。また一歩進行中の三十路独り立ち物語、第２巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[masa@レビューお休み中]

大人になるとフリをする。恋人のフリ、嫌いになったフリ、忘れたフリ、気づかないフリ。年をとればとるほど、フリが上手くなる。その代償として、本当の気持ちを伝えるのが下手になってしまう。知らせてはいけない汚点のように、蓋をして閉じ込めてしまう。きっと最終的に椿の恋は実るんだろうなと思いながらも、現段階ではどこにも抜け道がない状況なんですよね。やっぱり、元彼の娘・梓ちゃんがキーマンになるのかなぁ。そうそう、ここに来てナオミの恋も動き出したから面白い。谷崎の痴人の愛読むしかないかなぁ。

2017/10/13

[くりり]

覆水盆に帰らず。しかし力業なら(笑)、恐ろしきナオミ、手遅れです梓ちゃん...。

2017/12/28

[wata]

いろんな大人の事情があるけれど、梓ちゃんはまだ真っ直ぐだからね…(^^;ナオミさんはなかなかやりますが、椿さんはただいま仕事に真っ直ぐなのです(笑)

2018/01/06

[Nao Funasoko]

絵柄も好きだし、知らない街や知らない世界の蘊蓄が面白楽しくて。前シリーズの登場人物が出てきてるがどんな人物だったか思い出せない。また、最初から読み直さなきゃ。WW

2017/10/11

[せ〜ちゃん]

★★★★

2018/01/09