KS化学専門書<br> X線・光・中性子散乱の原理と応用

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KS化学専門書
X線・光・中性子散乱の原理と応用

  • 著者名:橋本竹治【著】
  • 価格 ¥7,700(本体¥7,000)
  • 講談社(2017/10発売)
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  • ISBN:9784061543973

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内容説明

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本書のメインテーマは「X線・光・中性子の弾性散乱現象」を利用したソフトマター物質の内部構造の解析である。X線・光・中性子の弾性散乱現象の物理とその基礎を示し、実際の応用例について幅広く解説した、散乱研究の第一人者による待望の書である。本書を読んで、散乱法による構造解析を正しく行うと同時に、メゾスケールでの構造研究へと展開していっていただきたい。

目次

序章
第I部 基礎編
第1章 X線・可視光・中性子の散乱機構の比較
第2章 散乱波の干渉とBorn近似:波動力学に基づく散乱の記述
第3章 X線・可視光の散乱
第4章 X線・可視光に対する電子のふるまいの相違:Thomson散乱とRayleigh散乱
第5章 散乱による電磁波の偏光と光散乱における光学異方性の寄与
第6章 散乱波の干渉とRayleigh-Gans-Born-Debye近似
第7章 逆関係の現象の物理
第8章 構造因子:構造のFourierスペクトル強度分布
第II部 X線・中性子散乱(等方性散乱)
第9章 孤立粒子の散乱
第10章 ゆらぎと散乱:散乱の統計理論と散乱体の統計的評価
第11章 粒子間干渉効果(その1:液体)
第12章 パラクリスタル格子・超格子の回折
第13章 フラクタル構造による散乱
第14章 階層構造と複合散乱法
第III部 光散乱
第15章 固体・凝集体からの光散乱
第16章 実験装置および方法
第17章 ゆらぎによる光散乱
第18章 フィブリル状組織による光散乱
第19章 球晶組織による光散乱
第20章 光学異方性高次組織の超構造と散乱
絶対散乱強度に関わるさまざまな比例定数のまとめ