台湾の開祖 国姓爺鄭成功

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台湾の開祖 国姓爺鄭成功

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  • サイズ B6判/ページ数 355p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784336058201
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0023

出版社内容情報

大航海時代、西欧列強による植民地化の波が押し寄せる中、強い意思でオランダから台湾を勝ちとった、日明混血の英雄鄭成功の生涯。

大航海時代。西欧列強による植民地化の荒波が押し寄せていたアジアの海で、強い意思と威厳をもってオランダから台湾を勝ちとった、日明混血の英雄鄭成功の生涯。
鄭成功について書かれた従来の書物のほとんどは、政治史、戦史の立場で書かれ、背景となっている経済史と貿易外交史が欠如していた。本書は、鄭成功の父母の出生地である福建省泉州と肥前平戸の経済から話を進め、オランダとの攻防を中心に、鄭成功の人物像を実証的に描き出している。

目 次
地の巻 鄭芝龍の南海制覇
平戸島
紐差診療所
川内浦
鄭芝龍
鄭芝龍と田川マツ
長崎の夜
長崎騒動の顛末
鄭森(田川福松)の誕生
明海商の台湾進出
荷蘭熱蘭遮城
飛黄艦隊の巣立ち
平戸の混血児
浜田弥兵衛事件と飛黄艦隊
飛黄招撫の顛末
名儒何喬遠の徳望
飛黄艦隊の内部分裂
鄭芝龍の??海域制覇
鄭芝龍の南海貿易

空の巻 国姓爺鄭成功の登場
鄭成功明国へ渡る
泉州安平鎮
明王朝の滅亡
唐王隆武帝の即位
母子再会
鄭芝龍の日本乞師
鄭芝龍の変節
無情の訣別
父の監禁と母の自害
成功青衣を焼く
鄭成功の日本乞師
無敵鄭軍団の再興
厦門島の失陥と奪回
愛と憎しみの軍律
公私のけじめ
清朝の招諭工作
武人国姓爺の光と影
招討大将軍
羊山島沖の奇禍
南京城攻略戦

天の巻 国姓爺の台湾攻略
台湾事情
遷界令
台湾海峡浪高し
台湾進攻作戦
プロビンシャ城の攻防
プロビンシャ城陥落
風雲ゼーランジャ城
名誉ある降伏
台湾統治
南海王国の夢
孤臣含恨の死
国姓爺合戦の余波
あとがき

【著者紹介】
1926年、愛媛県に生まれる。九州大学法学部卒業。実証歴史作家。歴史を調査・検証し、それらを題材に史実にもとづいた歴史作品を精力的に書いている。 著書に「歴史紀行・瀬戸内水軍」「毛利元就」「村上水軍のすべて」などがある。第二回歴史群像大賞受賞。

内容説明

大航海時代。西欧列強による植民地化の荒波が押し寄せていたアジアの海で、強い意志と威厳をもってオランダから台湾を勝ちとった、日明混血の英雄鄭成功の生涯。

目次

地の巻 鄭芝龍の南海制覇(平戸島;紐差診療所;川内浦 ほか)
空の巻 国姓爺鄭成功の登場(鄭成功明国へ渡る;泉州安平鎮;明王朝の滅亡 ほか)
天の巻 国姓爺の台湾攻略(台湾事情;遷界令;台湾海峡浪高し ほか)

著者等紹介

森本繁[モリモトシゲル]
1926年愛媛県生まれ、戦時中海軍航空隊に入隊。特攻訓練中終戦をむかえた。独学、資格検定により九州大学法学部に入学、政治史を専攻した。卒業後教職の傍ら歴史研究を続け、数々の著書・論文を発表。『征西府秘帖』で、第二回歴史群像大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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井上裕紀男

23
何たる不覚、これほど波乱の生涯を送ったアジアの英雄にようやく辿り着きました。精力的な取材と読み手を引き込む筆力で書き上げられた筆者に喝采。 母親のマツ、父親の芝龍についても詳しく、王玲など家族の人生も興味深く、海を制する海賊たちの力もすごい。それだけに成功が送る晩年へ何とも言えない気持ちになります。 厦門はもちろんですが、福建省や長崎に行って鄭一族の足跡を辿りたい。 収められている成功の詩も良く、朱熹の詩も。台湾を「茹苦間関、離るるに忍びず」と詠った成功、その人生を多くの方に知っていただきたい。2021/05/29

R

17
アジアの英雄といっても差し支えがないかもしれない、台灣の開祖と唄われる鄭成功の伝記的小説でした。台詞少なく、物事の流れと描写に重きが置かれているので、小説というよりは、伝記という印象が強い内容でした。明末期のアジア情勢についての貴重な物語でもあり、オランダと戦い台灣を手に入れるくだりなんかは、非常に面白い内容でした。鄭成功という英雄を描いていますが、その欠点となった部分もしっかりと描写、解説されていて、一方的に賛辞を送る内容でないのもよかったと思います。2017/07/11

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