双葉文庫<br> 東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編

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双葉文庫
東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編

  • 著者名:下川裕治【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 双葉社(2017/09発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575714722

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内容説明

バックパッカースタイルの旅取材を通して、東南アジア各国のローカル鉄道に長年乗ってきた著者。あるとき路線図をぼんやり眺めていて、気づいてしまった。あと一歩で東南アジアの鉄道の全路線制覇だと。残りの路線を完全乗車する旅が始まった。それがどれほど大変なことなのか、やがて思い知らされる。短い盲腸線を行ったり来たり、降りたら誰もいない真っ暗な駅で呆然としたり、時刻表にも載ってない謎の路線を求めてさまよったり。ディープでほっこりするアジア目線で綴った、東南アジア鉄道完乗紀行の第一弾、タイ・ミャンマー編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

85
相変わらずディープな下川さんの旅。日本のJRでさえ「完乗」するのは大変なのに、それを東南アジアで挑戦するとは!ちゃんとしたダイヤがあるとは思えないし、あってもまともに運行しているかも怪しい。それどころか、タイの時刻表には無い「裏列車」や、地元に行って初めて路線図に無い路線を知るミャンマーなど、想像以上に大変だ。おまけに乗車中に合うノミやダニの攻撃などなど。鉄道には興味のある私だが、この旅はちょいと遠慮したい。土地勘が無いので、ローカルな地名で内容が追えないのと著者本人が楽しめていないのが欠点。★★★2017/08/31

Akihiro Nishio

23
ミャンマーにてミャンマー本5冊目。壮絶な本である。タイとミャンマーの全路線を制覇しようという企画であったが、タイも酷いがミャンマーでは、誰一人としてミャンマー全土での運行状況を知るものがなく困難を極める。災害や予算不足、よくわからない理由で運休しているかと思うと、半端な区間だけ営業されていたり、どことも繋がっていない区間を汽車が走っていたり。また、路線や機関車のメンテナンスは殆どされておらず、3人乗りのバイクに追い抜かれてしまう始末。最終日に鉄道でどこかに行こうかと思ったが止めてヤンゴン環状線だけにしよう2018/10/27

midnightbluesky

11
ミャンマーの複雑怪奇な路線を走破すということはもはや無形文化財に認定されてもいいし、こんな奇特な外国人をミャンマー政府は表彰してもいいんではないのか?と思うぐらいの尊い内容だ。2017/11/25

piro

11
息抜きに下川さんのゆるいアジア旅本。タイトル通り迷走感が強い鉄道旅。いつもの興味深い蘊蓄も少な目、ひたすらタイ・ミャンマー国鉄のローカル線を巡る下川さんの姿は、滑稽を通り越して何だかとっても哀しげでした。鉄道の存在感・意義というものが曖昧で、国鉄が惰性で運行している様子は日本人の感覚では理解できない所。今後の経済発展で少しは改善されるのかな。日本の車輌が相当数輸出されているのは興味を惹かれる所。かつてミャンマーに行った時、話のネタに環状線位は乗ってみれば良かったと、小さな後悔を感じました。2017/11/23

秋乃みかく

9
★★★☆☆ タイとミャンマーの鉄道の完乗を目指し、未乗車となっている区間をただひたすら乗っていくという旅。遅れるのが当たり前だったり、乗り心地も最悪だったりする中で、ほぼ1日1便しかないようなローカル線を乗りつぶすのはそりゃ大変ですわw読んでいるだけで疲労感が…(笑)下川さんお疲れさまでした!2019/06/16

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