ちくま学芸文庫<br> 偉大な数学者たち

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ちくま学芸文庫
偉大な数学者たち

  • 著者名:岩田義一【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 筑摩書房(2017/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480090386

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内容説明

ガウスは50桁ぐらいの計算はものともしなかった。むしろ楽しみですらあった。しかも数字に異常な記憶力があり、いちど計算したことのある数は自在に取り出すことができた。整数の研究にも熱情を注ぎ、法則の発見のために独力で大きな数表をつくった。素数の表、二次剰余・非剰余の表、1000以下の素数の逆数の表……。このように数学の神に導かれたガウスもいたし、一生を数学に生きたオイラーもいた。狂熱に引きまわされ短い生涯を駆け抜けたアーベルやガロアもいた。他にアルキメデス、ニュートン、ライプニッツなど全20人が登場。天空を舞うような彼らの高揚感を熱くつづった「数学者物語」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

12
ざんねん。僕にとっては、黒板につらつら数式を並べていくような、退屈な数学の先生が書いた本だった。数学者の伝記が感動を呼ぶのは(もしくは僕が期待しているのは)、そばにいたらちょっと距離を置きたくなるくらいに、数学だけにこだわって、数字だけしか見えてないような「超人的なひたむきさ」だと思うのだけど、そういうところへのフォーカスが甘め。2016/01/18

midorikawa-e

5
数学の歴史に名を連ねる20人くらいの数学者たちのコンパクトな評伝。こういう本を読んだからって、数学についての理解に繋がるわけでは全くないですけど、たまにこういう概観的なものが読みたくなります。2015/05/28

ちくわん

3
よくあるタイプの数学者別数学史、と思いきや。登場するのはいつもと同じの方々。ホイヘンスやダランベール、ヤコービは他ではあまり見かけないが。数式は出てこないものの割と細かいことまで書いてあります。 驚いたのは書かれたのが昭和25年!まったく古く感じません。 個人的には「アーベルとヤコービ」に二人の関係が初耳で面白かったです。2017/09/23

オランジーナ@

1
ガロアの人生は悲惨すぎる。数学者の業績についてもうすこし詳しく解説が欲しかった。2016/05/19

あーる

0
あまりにも古典的過ぎて面白くなかった。キリスト教に批判的な点や著者の趣向によりすぎている2013/07/26

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