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内容説明
スティーブ・ジョブズはなぜいつも黒のタートルネックなのか? 孫正義はなぜあんなに高額でM&Aをするのか? 「ファイナンス力」で質の高い意思決定を積み重ね、「とんでもない結果」を出せる人になるための、まったく新しいファイナンス入門。
ファイナンスとは―――
・巨大な敵に小さくても勝つ、番狂わせを起こす武器である
・企業のトップと話をするための言語である
・理想的な未来を選択していくことである
・不確実性を踏まえて予測することである
・皆が右を向いているときに一人左を向く能力である
意思決定とは―――
・日々連続的に行われるものである
・時間や労力といった資源を配分することである
・自分がしようとしている行動にどんな価値があるかを考え、
その価値が最大化する道をつねに選び続けることである
意思決定を伴わないファイナンスに価値はない。
ファイナンスを伴わない意思決定も同じである。
日々積み重ねていく1つひとつの意思決定の質を高めていくことで、
誰でも「とんでもない結果」を出すことができる。
「決断」と「選択」の質を高めるファイナンス入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
85
どうも題名につられて購入してしまいましたけど少し内容的には違う気がしました。ファイナンスがビジネスあるいは起業において重要だということをもう少し書かれてもよかったのではないかと思われます。ファイナンスについての基本的な知識を得る本ではなくファイナンスがいかに重要か、ということを知らしめている本だという気がしました。2018/09/09
アルカリオン
11
間違って借りたゴミ本▼著者名に見覚えがあり、最近読んだ2人のどちらかだなと思いとりあえず借りてみた▼「ファイナンス」とつく書名で、斬新でもなく面白くもないが無難ではあり経営者が書いているという点で存在価値はある本の著者か、120%ポジショントークのゴミ本の著者(一応「社長」)か、の2択▼残念ながら後者だった。前者は朝倉祐介氏(『ファイナンス思考-日本企業を蝕む病と、再生の戦略論-』)▼「ファイナンスはサイエンスではなくアート」と主張しているが、本書の事例から言えるのは「経営はサイエンスではなくアート」。 2022/10/09
Kazehikanai
9
ファイナンスの利用価値とその思考法をざっと紹介している。読みやすいし、おもしろいし、難しくないし、随所に顔を見せる著者の自慢も気にならない。ファイナンスを勉強する前に読むのがちょうどいい。ただ、私は正に勉強前に読んだのだが、この著者が語っていることが本当にファイナンスなのかは、まだ知らない。2020/07/08
masabi
9
【概要】時間を考慮に入れたファイナンスのフレームワークで意思決定の質を高める。【感想】事業価値の推定というビジネスの場でのファイナンスの説明に終止しており日常生活でも活かせるツールにまで落とし込めていない。これを読んで実際の意思決定に活きるのかわからなかった。筆者は根拠のある意思決定が良いとしているが、経営事例以外ではその根拠をファイナンスベースで導いている事例が少ない。有限の時間をいかに振り分ける点か。私がイメージしていたものよりもビジネスよりだった。それはそれとしてファイナンスを勉強したくなった。 2018/07/29
ハザマー
2
AI導入が加速する社会において、決断するスピード、判断力、ファイナンスから資産価値の本質を見抜く力が重要ですね。不確実要素をどう判断していくかと難しいが、今後一層必須となるようです。2017/12/18