プロジェクトの「測る化」

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プロジェクトの「測る化」

  • 著者名:藤貫美佐【著】
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  • 日経BP(2017/09発売)
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  • ISBN:9784822259662

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内容説明

大手ITベンダーで300件超のプロジェクトの見積もりを支援してきた筆者が、プロジェクトにおけるQ(品質)、C(コスト)、D(納期)、S(スコープ)の測り方を手ほどきします。

 プロジェクトの計画を立てたり、プロジェクト実行中の問題発見をしたりするための必須作業となります。

 かつて、プロジェクトマネジャーはKKD(勘と経験と度胸)と言われた時代もありましたが、今はそれだけでは太刀打ちできません。納期やコストを守るためにも、多くのステークホルダーの合意を得るためにも、誰でも納得できる客観的な判断基準と、それに基づく素早いアクションが必要となってきています。客観的な判断基準の礎となるのが本書の主軸となる“ 測る化” です。

 プロジェクトをマネジメントしていくためにはQ、C、Dが基本と言われますが、ITシステムの場合これだけでは不十分です。起点となるSも管理していくことが求められます。よって、本書では“QCD + S の測る化”としてあえてS を強調しています。

 第1章ではQCD+S の各要素を定量することの目的や効果、および、プロジェクト計画時に検討しておかなければいけないことを中心に述べています。第2章では、プロジェクト実行時においてQCD + S の各要素をどのように監視し、アクションにつなげていくかについて述べます。最後に、“QCD+S”の負のスパイラルのパターンとどのようなアクションを検討すべきかについて解説しています。

 定量的なプロジェクト計画、および管理には近道はないが、積み重ねていけば必ず成果につながること解説しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハッシー

79
★★★☆☆ 「見える化」の進化系「測る化」によって、プロジェクトの問題を可視化する。この本で新鮮だったのは、QCD(品質・コスト・納期)にプラスして、S(スコープ)を測ること。プロジェクトの失敗はその多くがスコープ(開発範囲)が増大したり、要件が固まらなかったことに起因するという見方は、自分の経験からも共感できる。そのスコープを把握・管理するための「測る化」はとても理にかなっている。プロジェクトを推進する立場の人やその立場を目指すひとには良い本だと思う。2019/04/01

kuma-kichi

0
なんとなく動機がはっきりしなかったな。小手先のテクニックでは続かない。2023/04/30

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