戦後法制改革と占領管理体制

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戦後法制改革と占領管理体制

  • 著者名:出口雄一
  • 価格 ¥7,480(本体¥6,800)
  • 慶應義塾大学出版会(2017/09発売)
  • ポイント 68pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784766424331

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内容説明

▼戦後日本史の起点ともなる占領期。この極めて混乱した権力・政治状況下における法制改革の実態と占領管理の構造を解明する。
▼GHQ側・日本側双方の史料の掘り起こし、在アメリカの貴重史料に基づいた歴史的実証、また理論的論証において他の追随を許さない精緻な議論を展開し、日本近現代法史の新しい局面を開く。
▼占領期前後の日本の法制度・法文化の跛行した歩みをまさに連続性をもって描く、学界未到の領域への挑戦的著作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

だまし売りNo

1
戦後は制度的にはアメリカ流になりましたが、戦前のマインドのまま運用されがちであることは様々な分野で指摘されています。「戦後法制改革にもかかわらず、我が国の刑事司法が「糾問的検察官司法」の問題点を克服し得なかった」(出口雄一『戦後法制改革と占領管理体制』慶應義塾大学出版会、2017年、426頁)。刑事司法手続きが検察官主導とのゴーンさんの指摘も、そこに気づかせてくれます。2020/02/02

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