角川つばさ文庫 カブキブ！２ カブキブＶＳ.演劇部！（角川つばさ文庫）

著者名：榎田ユウリ【作】十峯なるせ【絵】ＣＬＡＭＰ【キャラクター原案】

KADOKAWA（2017/09発売）

• ISBN：9784046316943

内容説明

おれはカブキ同好会（通称カブキブ）の部長・クロ！　初舞台のピンチを助けてくれたヤンキー少年・阿久津も部員に加わって、ますます調子が上がってきたおれたち。念願の文化祭にむけて練習していたんだけど、演劇部と大バトルが発生！　演劇部のスター・芳先輩を引き抜いたこともあって、元々仲は良くなかったんだけど、ついに全面戦争。演劇部との早口言葉対決に勝たないと、おれたちは文化祭でカブキを上演できないって、そんなのアリ!?　仲間といっしょに最高の舞台を目指す、青春部活ストーリー!!【小学上級から　★★★】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りゅう☆]

漫画を先に読んでたのでストーリーは分かってたけど、さすが児童書。とても読みやすかった。挿絵もちょこちょこあって楽しめる。そして漫画で読み取り切れない状況や、1人1人の言葉、丸ちゃんが作った衣装の様子など活字だからこそ深くうなずける部分が多々あり。阿久津と母のコントのようなケンカは活字ならではのテンポに笑える。阿久津のカブキ同好会入り、遠見先生父登場、演劇部との『外郎売』での勝負、仁の歌舞伎に対しての葛藤、阿久津と母の関係、そして文化祭での二部構成は成功するのか？【カブキブ！②】【人の情とは＠月イチテーマ】

2021/06/05

[わむう]

老人福祉センターでの初舞台も無事に終わりつぎは文化祭出場の準備です。その前にテリトリー争いの為に演劇部との外郎売の早口言葉バトルや後から入部した新の複雑な家庭の事情が持ち上がり、実は梨園の家系と関係あるのでは？と匂わせています。文化祭での三人吉三の舞台の途中で次号へと続く。早く三巻が読みたい。

2017/11/18