経営の再生（第4版） ［固定版面］

著者名：高橋伸夫

有斐閣（2017/09発売）

• ISBN：9784641164703

内容説明

現代経営の重要なトピックを紹介しながら「経営とは何か」という問いを繰り返し，根本に迫っていく好評テキスト。会社法改正や日本標準産業分類の改定など盛り込んだ最新版。コンパクトで手軽に学ぶことができる，ビジネスパースンや２単位講義におすすめの経営学。

※この商品は冊子版の版面そのままの電子書籍です。レイアウトを変更することはできませんので，大きなディスプレイを備えた端末でのご利用をおすすめします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トルネードＧ＆Ｔ]

こちらもノートを取りつつ再読。『経営学で考える』に比べて文字数は少ない（はず）が内容はより詳細に詰まっている印象。全体のストーリーがあり、それを支持する理論や調査研究とセットになっている。理論の説明や調査研究内容については詳細に立ち入って説明がなされるため流れを見失いやすいが、最初に全体のまとめが書いてあるのでどの部分にいるのかわからなくなった場合は立ち戻って確認できる。

2021/02/09

[トルネードＧ＆Ｔ]

入門レベル経営学書。経営学全体を俯瞰し分類するという方向性ではなく、経営者の役割を明らかにする一つのストーリーを以てして経営学の概観を行っている。誤読していなければ本書で経営者の役割と想定されているのはバーナードの組織論に立脚した「公式組織を成立させ維持すること」であろう。この結論に本格的に切り込んでいくのは5章以降であるため、それ以前の部分はこの組織成立維持目的を達成するために過去に存在した組織の状態を時系列順に見ていった部分、ということになるだろうか。

2019/05/28