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内容説明
北近江の勇将、浅井長政。その実力を認めた織田信長は、絶世の美女といわれた妹・お市を嫁がせ、長政と同盟関係を結ぶ。その後、長政とお市は「茶々・初・江」という三人の娘をもうけ、浅井家の行く末は安泰にみえた。しかし、天下統一を目論む信長は非道な振る舞いを繰り返し、長政を苛立たせる。そしてついには、浅井家と長年同盟関係にあった朝倉家を、長政に無断で攻撃。「織田が朝倉に兵を向けるときは必ず報せる」との約束を見事に破られた長政は、ついに離反を決意する。兄・信長をとるべきか、夫・長政をとるべきか……。苦渋の選択を迫られたお市はいかに行動したのか? はたまた、三人の娘の運命は!? のちに徳川二代将軍・秀忠の正室となる三女・江を通じて、徳川の治世にまで受け継がれた「浅井と織田」の気概を、膨大な史料をもとに描いた渾身の大作。文庫書き下ろし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryuji
5
★★★★★読む前はそれほど期待していなかったのですが、この本なかなかの良作です。信長から家臣のように扱われながら自身(長政)はあくまでも同盟者であるとのプライドと葛藤。父(久正)や家臣、お市の方達との関係に苦悩する姿。越前・朝倉と組むも、義景のあまりの愚鈍さに後悔の念を抱きながらも朝倉を頼らざるを得ない不甲斐なさ。恐らく現実の浅井長政もこうだったのだろうと思わせます。2013/02/25
夏花
2
浅井長政が六角氏からの独立から始まり、織田との戦に敗れるまでを描いたお話。もう少し市さんの側も読みたかったなと思います。2014/11/25
ひかど
1
浅井長政の飛躍。そして信長との関係を断ってからの奮戦。そして生涯を終えるまでの要所を抑えて書かれているなと感じました。2011/11/30
おそばやさん
0
超有名武将からの視点でしか小説を読んでいなかったため、このような本は とてもいい刺激になった。2012/11/23
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