角川書店単行本<br> きょうも映画作りはつづく

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角川書店単行本
きょうも映画作りはつづく

  • 著者名:行定勲【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2017/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041056011

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内容説明

「このエッセイは2001年から2003年と2007年から現在までの13年間、熊本のタウン情報誌「タンクマ」に『映画のある生活』というタイトルで月一回連載されたコラムを編集したものです。かつて熊本の田舎モンだった僕が東京に出て映画監督になり、映画作りと格闘する姿や何気ない日々の暮らしを書き伝えることによって、かつての僕のような熊本の田舎モンが奮い立つきっかけになるといいなと思い始めた連載でした。映画への熱い想いや制作の苦悩、ときには愚痴まで映画作りに関する日常を衝動的に綴った拙い乱文ですが、その時代時代に私が何を思って過ごしていたか、その息づかいが少しでも伝わったら幸いです。ちっぽけな映画監督の本音を読んでいただけたら嬉しいです。」(本書のはじめにより)
 代表作『GO』に始まり、数々の映画作品の創作にまつわる裏話や、世界の映画祭のこと、役者やプロデューサーたちとの出会いと別れ、舞台やMVなどの創作秘話、家族のエピソードなど、監督の日常が正直に書かれたエッセイ。連載中に熊本地震に見舞われたことも。それでも監督は映画を撮りつづけ、日々はつづいていく。この先の人生の選択肢に悩む若い人へのエールともいえる初めてのエッセイ集。
 故郷が同じで、監督のエッセイを読んで育ったという俳優・高良健吾氏も本書を絶賛。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miicha

10
映画館が苦手で劇場で映画観れてなくてほんと申し訳ない気持ちでいっぱいに…映画殆ど観てないけど(すみません)人柄の良さが伝わってきました。レンタルで申し訳ないけど作品を拝見させていただきます!2018/01/25

ブラック ミッフィー の チョコちゃん

2
★めっちゃクチャ 良かった! GOの時の日本アカデミー賞の授賞式の深作欣二から GOを大絶賛してもらったことと、「東映だけは見捨てないでくれ」っていう トイレでのやりとり、すげー! ★そして、最後にビックリしたのが、 行定勲の尊敬する人に、指宮本輝さんが 入ってたこと!2019/11/24

きたむらさんえ

2
ナラタージュの監督のエッセイ。「世界の中心で愛を叫ぶ」や「パレード」の監督だったとは初めて知りました。監督業や俳優のキャスティングについて内情が知れます。観ていない作品を見たくなりました。2017/12/06

sayanu

1
映画「ナラタージュ」で15年ぶりの行定ブームが再来(個人的に)したため一気読み。2001年から監督の地元熊本のタウン誌に連載されたコラムをまとめているのでどちらかというと明るい色調の文章。監督はインディーズから始まり、国外へも活躍の場を広げる。連載当初から近年まで、尊敬する人やモノへの興味と行動力、そしてクリエイティビティが衰えず、その規模感がどんどん大きくなって行く姿は読んでいて清々しい。映画を作る難しさや苦悩はもちろんのこと熊本の震災以後への活動などは胸を打つものもあった。2017/10/25

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