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内容説明
FBI捜査官と共に必死に事件の捜査に当たるノエルだったがそれをあざ笑うかのように次々と殺人事件が発生。“吟遊詩人”オロロの呼びかけによりついに集った“一行(パーティ)”は、ノエルと共に独自の捜査を開始する。着々と謎が解明される中、とうとう事件の犯人『まことの英雄』が姿を現し…!? 近未来サスペンス完結巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すい
29
許すことの難しさ。怒りを上回る慈しみの心。それを持てた人だけが辿り着ける境地にノエルは達したのかな。人が人の優劣を決めることの愚かしさをまざまざと見せつけてくれた。政治家にも読んでみて欲しい。2018/08/21
烟々羅
14
読み返すとアラはいくつかあるのだが、Web 連載中は引き込まれたし、またこのかたの作品を読みたい、期待を売り上げに託して次作発表の機会を得る一助になればという気はある。 書店でみるたびに迷っているのだが、今回ネットカフェで手に取り、めくり、ますます迷う。2017/09/28
sskitto0504
7
ちゃんと犯人も見つかりましたね。ノエルの超人的な身体能力は謎のままですがちゃんと事件が解決してよかったよかった。2017/09/12
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
5
近未来のAR社会を舞台にした推理もの、なのかな、の完結巻。前巻の感想でも述べたが、話が進むにつれ人が体に直接デジタルデバイスを埋め込んでいる世界、という未来的な描写が薄れたのが残念。例えば、複数の封筒が重要なアイテムとなっているが、これも主人公の少女が人間離れした感覚を駆使するよりも、皆がネットに繋がり、真っ先になくなるような手紙、というアナログ的なものでのやり取り自体が違和感のあるような描写があるとAR社会と現代とのズレが面白かったのでは、と思う。あとこういう結末はミステリーものとしてはどうなんすか?2017/09/20
ただの猫好き
3
おすすめ度4。お疲れさまでした。広げたけど、勇者も魔王も呆気なさ過ぎますし、展開が薄くて肩透かし。ヒロインはいいとしても、未来のギミックも最初だけ活用ではなんのためなのか。2022/11/07