内容説明
「プロフェッショナル 仕事の流儀」（NHK）で圧倒的な仕事ぶりが大反響！ 「世界一清潔な空港」に４度輝いた羽田空港で働く、カリスマ清掃員の人生を輝かせるルール！ どんな仕事も“楽しみながら極める”秘密を大公開！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん１００７
29
以前に読んだ本のまとめ的な感じ。それでも、伝わってくるものが多く、改めて考えることが多い。周囲の評価云々の前に、自分が関わったことの直接的・間接的に関係する人への思いがどうなのか。そんな根源的なことを再考した。そして、そこへの思いやり・真の意味でのやさしさなんだろうと思う。あとは、ひたすら努力すべき時はがむしゃらにということ。2018/03/10
おいしゃん
23
羽田空港の清掃を務め、清掃の大会で日本一にも輝いた著者。ガッツがあり、努力の人なのだなという印象。ただ汚れを取るだけでなく、「どの溶剤が汚れにどう作用するか」まで考えられる部分が、その他大勢との違いなのだろう。瑣末な点だが、大量に出てくる「田中課長(当時)」の表記がくどい。最後まで強調している割に、当時、が抜けている部分もあったし、読んでいて正直目障りだったのが残念。2023/12/18
nao1
14
新津さんの情熱やひたむきさに感動して今まで新津さんの本はだいたい読んできたけど、本書はライターさんが書いたのか、新津さんが忙しくなったのか、まとめサイトみたいな印象を受けた。それでも、忙しい中で自分らしく生きようとする新津さんの戦いを感じることはできた。脚光を浴びると言うのは大変なことだろうな。2017/10/22
tetsubun1000mg
8
「世界一清潔な空港の清掃人」を読んで感心したので２冊目を読む。 清掃でTVや雑誌に出るようになってからの仕事の様子や、考え方などを口述筆記でまとめてある。 直接話を聞いている感じですいすいと読んでいける。 一本筋の通った人は頭のなかも整理されており判断が早いし、対策に最速で届く仕事のやり方のようです。 この仕事に対する考え方は参考になります。2019/04/23
二階堂聖
8
プロフェッショナル仕事の流儀に取り上げられた清掃員の仕事への向き合い方を教えよう…という本。大事なのはやさしさを考えること。やさしさを考えることで仕事、ひいては生きることも楽しくなっていくという。自分に、他人に、モノにやさしさをもつ、忘れないでいたい。 それにしてもこの人が部下だったら大変だな感半端ないな。『興味や関心があれば、もっと知ってやろうと思うでしょうし、知りたいと思うからいろいろなことに気づけるはずなんです。(P126)』2017/08/28
