ハーレクイン<br> 公爵と星明かりの乙女

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ハーレクイン
公爵と星明かりの乙女

  • ISBN:9784596917157

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内容説明

汚れなき乙女を守るのは、危険な隻眼の公爵。ヒストリカル・ロマンスの新星が紡ぐ、珠玉の歴史絵巻。

両親に命じられた結婚を拒んだせいで縁を切られ、“伯爵家令嬢”からその日暮らしの身へと堕ちたマーガレット。困っている人を見ると放っておけない性格も災いし、ドレス一着買えない慎ましい毎日を過ごしている。そんななか貧困地区へ人助けに向かったマーガレットは暴漢に襲われてしまう。間一髪のところを助けてくれたのは隻眼のレイシャム公爵。傲岸不遜で誰にも心を開かず、ロンドン社交界で最も恐れられる異端児だ。だがマーガレットは公爵を知るにつれ、厳めしい外見の奥に驚くべき真実の姿が隠されていることに気づき……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

28
親の決めた結婚を蹴り、醜聞を巻き起こし勘当されたマーガレットはカードゲームと作家稼業で自活する伯爵令嬢。パーティで、長身で眼帯姿の海賊のような風貌の公爵レイシャムと出会う。公爵として常に正しい行いしかせず、口下手で人付き合いの苦手なレイシャムに、冒険を手ほどきする事に…。マーガレットと頑張ってハメを外し、楽しむレイシャムがとても純粋で良かった。言葉足らずなプロポーズに怒るマーガレットだけど、口下手なんだから、そこはわかってあげなよ〜!2018/03/14

choco

12
壁投げならぬ、途中読むの諦め本…。読んでも読んでもH/Hどっちも好きになれない。隻眼公爵って設定は良かったものの、なんというか、根暗っていうかグジグジしててぱっとしない。良い身体しててかっこいいみたいだけど宝の持ち腐れ。ヒロインも中途半端に頑なで、なんだか常に高飛車。読むの飛ばして飛ばして分かった、謎めいていた隻眼になった理由って…そんなこと?!ヒロインが書いたとされる、合間に挟まる物語の方が面白かったほどw意外な結末なんです。なぜこれが本編に適用されなかったのかな。2017/12/10

ばん

8
前作「公爵と物言わぬ花」のヒロインの妹マーガレットが主人公の話。お相手は隻眼の公爵。責任にガチガチに縛られていたヒーローが、親の決めた縁談を断り絶縁され評判を悪くしてしまったヒロインによって色んな事を”冒険”していく。大きな出来事はなくゆっくりと二人の関係は進展していく。ヒロインがヒーローに惹かれていく姿が可愛らしかった(^^)2017/10/21

tona

6
「物言わぬ花」のヒロインの妹のマーガレットが主人公。職業作家でカードゲームで生き抜いているという逞しさ。前作に続いてマーガレットの連載小説が挿話されて話とリンクしていくという構造がとても好きでした。このシリーズは、何か劇的なことが起こるわけではないですが、2人が会話を積み重ねてお互いの理解を深めて行くうちにより惹かれ合う穏やかさがあって良いです。2017/05/28

矢田ふみえ

2
危険をかえりみず、行動してしまうヒロイン。個性的なキャラ。言葉を扱うヒロインが、言葉を使わず会話しようとするのがおもしろいよね。2019/04/05

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