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内容説明
子宮頸がんと診断された33歳、漫画家。同じ病の人のブログなどをたくさん読んだが、いつも最後は絶望することになった…。元気になれるものが読みたかった。その思いから生まれたこの作品。家族、友人との絆、同じ病室の人達の温かさに支えられた闘病エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
11
再読 子宮頸癌I 期の漫画家さんの闘病記。手術で広汎子宮全摘+術後に放射線照射を受けられての実録もの。若くて、ご自分でちゃんと調べておられるのと、お身内に医療関係者もおられるためか大変分かりやすく記載されている。そういった医療的な面だけでなく、旦那さんが仕事を休んだり、子どもさんの葛藤であったり、治療者との関係・身内のかたとの関係など、病気だけでなく、遭遇する様々なことについても、色々と書いてあってそのあたりのリアルさがさすがだと思った。ただ、個人的にはちょっと絵が苦手です…スミマセン。2017/11/15
アキナ
10
不正出血で病院に行ったら子宮頸がんだった作者の闘病漫画エッセイ。ご主人はダイヤのAの人。命を削って週刊連載をする夫に心配をかけまいと気丈に振る舞う岡田さんに対して、突然仕事を休むと言いはなったご主人の愛情エピソードが感動だった。まだ小さい娘さんとのエピソードもどれも涙がこぼれてしまう。がんとは家族で戦わなければ体よりも先に心が折れてしまうのだろうなとひしひしと感じました。加納さんの白血病闘病記と同じく、淡々としている部分こそが心にずしんと来ます。2017/09/11
アカツ04号
8
リアル過ぎる子宮頸癌の患者の話。罹患時の、作者の年齢が私と差がなく、誰にでも起こりうる話だと実感させられます。がん検診行こう。【2018-☆3】2018/02/03
眞雪
4
登録の為再読。初読作家さんで、購入したきっかけも「何となく気になった」くらいだった。不正出血で受診したら子宮頸がんⅠaと診断され、全摘出をした作者とその家族(両親、夫、娘)の闘病記。実際手術や放射線を行っているのは作者本人なのだけれど、それを支える家族の存在は大きい。ほぼ同年代、大きくくくると同じ子宮ガン患者としては、「読んで、そして婦人科検診行こう」と友人に薦めたい本。2018/06/04
tban
3
当事者でなければ感じられないこと 理屈ではわかっていても、当事者でなければ 感じられないであろう苦悩や、周囲に対する 想い、ネガティブな感情。何が感謝で、何が迷惑なのか。 表面ではわからない人間の新の優しさなどが 丁寧に語られています。必見です。2017/09/08
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