角川ビーンズ文庫<br> 女王陛下と呼ばないで

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角川ビーンズ文庫
女王陛下と呼ばないで

  • ISBN:9784041060414

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内容説明

リンドール国王の孫娘の私・フランチェスカはひきこもり。ある日突然女王候補に選出され、有能すぎる王様候補の貴公子達――俺様なスチュアート、頭脳派のシアン、クールな騎士・アーヴィンと王位を争うことに!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

26
引き籠もりの王孫公爵令嬢のフランが突然女王候補になり、他の候補者と競い合うことに。長い間引き籠もっていた割には優秀だなというのは置いておいて(笑)糖度は低めでちょっぴり血生臭かったけれど(!)安定感があり最後まで安心して読める。私は若いスチュアートよりも大人で落ち着きのあるアーヴィンの方が好み( *´艸`)この話続きそうだなと思ったら、やっぱり来月に次巻が出るのか。2018/01/07

陸抗

22
子供の頃に言われたある一言から、引きこもりになってしまったフランチェスカ。祖父の国王と手紙でチェスをするのが唯一の楽しみだったのに、祖父が亡くなったことから事態は急変。フランチェスカを含める4人が、国王候補として指名されてしまう。タイトルから結末は簡単に予想出来るけれど、この候補者だった理由は単純に血縁だけでは無さそう。作中で細かく説明されている、貴族の身分制度のせいで先代も改革には苦労してたようだし。王の選定と平行して国内の膿も出せると考えたのか、それともスチュワートの恋心を成就させたかったのか。2021/06/24

紅羽

9
祖父の遺言で急に王国の跡継ぎ候補となったひきこもりのヒロイン。候補は彼女の他に3人いて、候補者の投票で跡継ぎが決まる事に…。それと同時に蠢く陰謀。それを暴くべく、ヒロインは3人の非協力的な候補者たちと立ち回るのですが、徐々に彼らの信用を得、ひきこもりだった性格も改善されていく過程が面白かったです。2017/09/06

りんご。

8
図書館本。 柏さん四作目。 前作の中華ファンタジーと全然雰囲気違っててビビったw タイトルから内容大体読めるし、王道だけど、僕が一時間ほどで読了出来るほど読みやすかったし、面白かった。2021/02/12

kuro neko

6
テンポよく話が進む。引きこもりのオドオドおとなしい人間だと物語が進まないので王が崩御あたりからヒロインは快活になっていく。おとなしいだけのヒロインは最初だけです。その性格の豹変についていけなかった。違和感が拭えないのは、弱いヒロインが強気で行こうと決意する心の葛藤シーンが少なかったからかな。あと、内気からいきなり堂々とし出すので無理があるかも。もうちょい間を長くとって丁寧に書いてくれたら混乱しなかったかも。恋愛要素は普通。ヒロイン何気に求婚されてるしモテモテ。グロ表現あり。サスペンスホラー謎解き要素強め2018/04/25

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