業界分析ハンドブック―経営戦略が評価される企業75

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業界分析ハンドブック―経営戦略が評価される企業75

  • ISBN:9784492762363

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内容説明

日経平均株価は2017年6月に約1年半ぶりに20000円台を回復したが、1989年末の史上最高値に比べればまだ約半値である。欧米主要国の株価指数が史上最高値を更新中であることに対して、日本株のパフォーマンスは見劣りする。
2012年12月にアベノミクスがスタートし、2016年1月にマイナス金利が導入されたにもかかわらず、家計金融資産の約半分は現預金という状況は変わっていない。ベア・マーケット(弱気市場)が20年以上続いたため、個人投資家はまだ持続的なブル・マーケット(強気市場)に慣れていないのかもしれない。
コーポレートガバナンス(企業統治)改革は、アベノミクス開始時点から、アベノミクスの柱の一つだった。ROE(株主資本利益率)を重視する企業が増えてきたことは、株価に対してはポジティブである。
ここで、改めて求められるのが、中長期的な企業分析とそれに基づく株式投資である。
みずほ証券は、2014年から2017年まで『日経ヴェリタス』および米国のInstitutional Investor誌のアナリスト・ランキングで、会社として4年連続で1位を獲得した。前者は主に国内在住の機関投資家、後者は世界の機関投資家にアナリストの評価を尋ねて、証券会社ごとに集計したものである。
本書は、アナリスト・ランキング4年連続1位のみずほ証券のアナリストの中長期的な産業・企業分析を、読者と共有する目的がある。
個人投資家はインターネットで、機関投資家とさほど違わない情報を入手できるようになったが、大手証券会社が機関投資家向けに提供している情報を網羅的に読む機会は少ないと思われるため、本書はアナリストが中長期的な観点から産業・企業を、どのように分析しているかを理解するのに役立とう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

牧神の午後

3
株式投資する人向けに、トランプ就任後のマクロ経済への影響(1年前なんで、ちょと厳しい部分ありますが)、業界の動向・傾向、さらに注目企業の解説なのですが、簡単な業界勉強本としてもまとまっていて、なかなか助かりました。2018/12/29

読書家さん#HnqwaT

0
各事業の経営方針について。 子どもの頃、ユニチャームに就職したら? と言われたことを思い出す。 先行者として、動いていたが、 時が経てば、 後攻者に抜かれていく。 その改善を試み成功。 2020/06/13

kunihiko@240mercer

0
(やや古いものの)マクロ分析及び興味あるセクターの部分を読んでみた。専門家の視点を得、勉強になりました2018/12/31

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