内容説明
世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスの脅威も早三年目を迎えましたが、いまだに終息が見えない状況です。一方で我が国においても海外渡航はようやく復活し、活気が戻り始めています。
米国をはじめとする諸外国ではワクチン接種によって重傷者数・死亡者数が抑えられたと判断し、「ウィズ コロナ」としてコロナと共存する新しい生活様式を送っています。今後は日本でも同様になっていくだろうと予想されています。コロナ患者もコロナ専用病棟でなく一般病棟で診られるようになるでしょう。
令和四年は六月から猛暑日が続き、コロナ禍でのマスク着用による熱中症が危険視されました。日本政府としても屋外で人と距離を取れる場合にはマスク着用を推奨しないという見解が出されるなど、これまでのコロナ対策として身に染みてきた意識は適切にアップデートしてゆく必要があります。若年層と比較し熱中症になりやすいうえにコロナ感染によって重症化しやすい高齢者は、柔軟な対応を迫られると共に、これまで以上に自身の命に対して向き合う時代となりました。
現在の加速する超高齢社会で、感染症の脅威と戦い続ける医療従事者たちに国民は支えられています。また、このコロナ禍の最中で開業したドクターもいれば、将来を見据えてコロナ禍に見合った行動を起こしているドクターもいます。
「信頼の主治医 明日の高齢者医療を拓く信頼のドクター 2022年増補版」は、地域の医療を支え続ける身近な存在の「かかりつけ医」に加え、感染リスクを憂慮して通院を控える患者や、体調により通院が叶わない患者からの需要が高まっている「在宅医療」、地域医療の最前線にあるクリニック、そしてそのクリニックと密接している中核病院など、地域医療を支えるドクターの皆様を紹介しております。
診療科目は違えど本書に登場される皆様に共通していることは、信頼の主治医として「患者に寄り添い、最適な医療を提供するために自己研鑽を怠らず苦境に立ち向かう」という強い理念です。最新の知識や情報の収集、常に患者のために高みを目指し続ける姿は多くの患者に信頼されています。
最後になりましたが、コロナ禍の最中にも関わらず、貴重なお時間を割いて取材対応にご協力いただいたドクターの皆様に心より御礼申し上げます。また様々な制約がある中で、本書制作を現場で力強く支えていただいたスタッフの皆さんに感謝いたします。
この度も刊行の運びとなりました本書を手にする皆様が、素晴らしいドクターに巡り合えることができれば甚だ幸いに存じます。
目次
●滋賀:医療法人社団 布留クリニック 院長 布留守敏
●大阪:北浜えぎ整形外科 院長 恵木 丈
●北海道:医療法人 共生会 川湯の森病院 理事長 齋藤浩記
●北海道:社会医療法人 柏葉会 柏葉脳神経外科病院 理事長・院長 寺坂俊介
●愛知:医療法人 桂名会 木村病院 理事長・院長 木村 衛
●静岡:医療法人社団 恵成会 豊田えいせい病院 理事長・院長 姫野一成
●京都:京丹後市立久美浜病院 院長 赤木重典
●岐阜:医療法人 清光会 岐阜清流病院 病院長 松本 和
●東京:ひいらぎクリニック 院長 神谷 諭
●社会医療法人 至仁会 圏央所沢病院 透析センター長 山城弘充
●愛知:渡辺クリニック 院長 渡辺正樹
●神奈川:医療法人社団 緑成会 横浜総合病院 理事長・院長 平元 周
●福岡:医療法人 済世会 河野病院 理事長 河野正美
●東京:医療法人社団 いなほ会 頭とからだのクリニック かねなか脳神経外科 理事長・院長 金中直輔
●東京:お茶の水セルクリニック 院長 寺尾友宏
●愛知:浅見眼科手術クリニック 院長 浅見 哲
●東京:中原眼科 院長 中原将光
●兵庫:医療法人社団 神戸低侵襲がん医療センター 放射線治療科部長 馬屋原 博
●大阪:医療法人 向翔会 だんホームクリニック 院長 段 俊行
●東京:医療法人社団 赤坂虎の門クリニック 理事長・院長 大原國章
●東京:医療法人社団 輝生会 在宅総合ケアセンター元浅草 院長・センター長 斉木三鈴
●和歌山:医療法人涼悠会 トメモリ眼科・形成外科 理事長 留守良太
●和歌山:医療法人涼悠会 いわで宮本クリニック 院長 宮本 武
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