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内容説明
「考える前に数えろ! 議論する前に数えろ!」ソフトバンク元社長室長の著者が、孫正義社長のもとで身につけたのは「問題を数値化して高速で解決する技術」。現実に起こっている事象を数値で把握し、それを分析して問題のありかと根本的な原因を探り、解決策を考えて実行したら、その結果をまた数値で把握・分析する。このサイクルをスピーディに回しながら、超高速で問題を解決していくのが、孫社長流の「数値化仕事術」。統計知識ゼロでも、Excelが苦手でも、新人&若手でもすぐ使えて、どんな仕事でも生産性が爆発的にアップする。しかも「数字は苦手で……」という人ほど効果大! 『会社や上司から「数字で(根拠を)示せ」「数字(成果)を出せ」などとプレッシャーをかけられ、ストレスを溜め込んでいる人も多いでしょう。でも、私が紹介するソフトバンク孫社長流の「数値化仕事術」は、それとはまったくの別物です。多くの日本企業で見られる「上から押し付けられる“受け身の数値化”」ではなく、「下が上を動かせるようになる“攻めの数値化”」と理解してください』(本書「はじめに」より)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
166
よかった。ソフトバンク孫正義社長のすぐそばで働き、問題が起こると解決を任されるような立場だった人物が書いたビジネス実用書。ほとんどの人は仕事をするときに数値目標を立てたり、数字を使った分析をしていないから問題が起きたり、解決できなかったりする。どうやって数値化すればいいのか、そのために役立つツールは何かなど、数値を使うという根本的な働き方から、具体的な手法まで書かれていて、役に立ちそうだった。まあ、実際に本書の内容を実践するかどうかは別の話だが。2019/02/01
めだか
28
プレゼンや会議の提案時には使えそうなものがある。日本の企業の幹部たちはEXCELでさえ使いこなせない人が多すぎ! そういう人に限ってこの手の本とか読まないし”だからホワイトカラーの生産性が低いのでは・・・。経験や感覚だけで判断する管理職の人に事実を突き付けましょう。 2018/02/02
西
24
シンプルでわかりやすい。あとは自分なりにどう取り入れるか2017/11/26
Porco
23
ソフトバンクが成長した理由がわかりました。期待した以上に良い本。2018/09/16
Kentaro
20
イノベーターやアーリーアダプターだけでなく、アーリーマジョリティやレイトマジョリティまでターゲットにする。その目標があるから、孫社長も迷いなくモデムを一〇〇万台発注できたのです。ビジネスの初期段階で思いきった低価格を設定し、市場シェアを獲得することに注力する戦略です。次にやみくもに拡大するだけでなくデータ分析をもとに意思決定します。ソフトバンクの幹部たち全員に対して、「これからは、多変量解析をしない人間の話は一切聞かない」と言い切ったほどです。重回帰分析をすることで予測値と実績値の解離分析も進みます。2019/01/02