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内容説明
戦後の日本経済の高度経済成長の要因を分析。日本人の高い学習意欲、日本的経営、日本特有の経済・社会制度を再評価するきっかけとなった1冊。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」という言葉は、いまだに1980年代の日本経済の絶頂期を表わすものとして用いられている。
目次:第1部 日本の挑戦(アメリカの「鏡」/日本の奇跡)/第2部 日本の成功(知識-集団としての知識追求/政府-実力に基づく指導と民間の自主性/政府-総合利益と公正な分配/大企業-社員の一体感と業績 ほか)/第3部 アメリカの対応(教訓-西洋は東洋から何を学ぶべきか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
50
『Japan As No,1』を読んだのは、日本の半導体が世界一を誇っている頃、自動車がバンバン売れ,家電製品がバンバン売れた頃、そして貿易摩擦で叩かれていた時代なので、もう30年以上前の事になる。月日の流れを感じるが、こんな風に感慨深くなっていてはいけないのだが・・・・。朱色の表紙でなく、もっと黄土色の表紙であった。・・・・この『Japan As No,1』とベネディクトの『菊と刀』は、過去の気骨のある日本人の姿をよく顕している著書だと思うし、米国に毒される前の日本をよく表現している。
DonaldTrump
6
日本が高度経済成長してた頃の、政治•経済•官僚•経営•労働者の特徴を分析した本。日本を見つめ直すために、いまさらながらでも読む価値は大いにある。2011/07/05
ななっち
5
一昔前ではありますが、アメリカがどのように日本を認識していたのか、改めて参考になりました。2013/12/09
TERRY
4
日本を称えることではなくて、日本成功のネタばらしで、祖国アメリカを救うことがこの本の趣旨。自国の繁栄のため、あらゆる研究を惜しまない姿と、その冷静な分析に感心させられます。2014/11/29
まめタンク
3
2020年77冊目。社会学者エズラ・ヴォーゲルが、高度成長期の官僚制度を含めた日本の経済政策や政治体制が、いかに世界を席巻したのかについてまとめた当時の世界的ベストセラー。東大法学部のエリート、そして官僚制度が日本の舵取りを担う。当時として上手く行っていた手法が逆の意味で日本の衰退を招いているという点で、今読んでも興味深い本です。2020/02/25
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