内容説明
金持ちで一番、金の遣い方が巧かったのは誰だろう?
ある者は事業のために、ある者は芸術のために、ある者は情欲のために、そしてある者は国家のために――。
稀代の散文家がライフワークとする近現代人物評伝。
一読忘れ難い、鮮烈なエピソードを満載して、燃えるような使命感を持った傑物たちの人生を描く。
松下幸之助/ベーブ・ルース/藤山愛一郎/是川銀蔵/エンツォ・フェラーリ/上田清次郎/林芙美子/本田宗一郎/安藤百福/麻生太賀吉/田中角栄/力道山/アンディ・ウォーホル/藤山寛美/オードリー・ヘプバーン/勝新太郎/福富太郎/エルヴィス・プレスリー/大塚明彦/ドナルド・トランプ/アルワリード・ビン・タラール王子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キク
53
週刊現代連載の書籍化。オジサン向け雑誌で「結局、金持ちの話しとか好きなんでしょ?」という意図が伝わってくる。「何やってんだよ、福田。ちゃんと書ける人なのに、、、」と思わなくもなくはない(三重否定で感想を曖昧にしてみた)アンディ・ウォホールやヘップバーン、勝新太郎、麻生太郎にトランプと、なかなか興味深い人を取り上げているんだけど、週刊誌を読んでるオジサンが求めているのは深い考察や哲学ではなくゴシップなので、内容についてはまぁ、こうなっちゃうよなぁ。ちゃんと文芸批評やれば面白いものを書くのになぁ、福田。2022/10/02
Go Extreme
1
松下幸之助 ベーブ・ルース 藤山愛一郎 是川銀蔵 エンツォ・フェラーリ 上田清次郎 林芙美子 本田宗一郎 安藤百福 麻生太賀吉 田中角栄 力道山 アンディ・ウォーホル 藤山寛美 オードリー・ヘプバーン 勝新太郎 福富太郎 エルヴィス・プレスリー 大塚明彦 ドナルド・トランプ アルワリード・ビン・タラール王子2021/10/07
ゼロ投資大学
0
歴史に名を残す世界の大富豪の人物像を取り上げていく。トップバッターに松下幸之助が入っていたのは非常に印象的だ。経営の神様として多くの人に尊敬される松下氏は、日本を代表する企業を築き上げただけでなく、多額の私財を投じて政経塾を設立した。政経塾で学んだ多くの子女が日本の政治経済の一線で活躍しており、松下氏は今の日本に大きな影響を与えた。2024/02/15
hazukisuzuki
0
⭐︎2022/03/06