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内容説明
生存率51%! あなたは生き残る側? どうすれば仕事が消滅しても人間は幸福か? いま最も必須の知識! 2025年 まずドライバーの仕事が消滅。金融ではAIファンドマネジャーが人間を駆逐。2030年 銀行員、裁判官、弁護士助手など専門的頭脳労働者がAIに換わる。2035年 経営者、中間管理職、研究者、クリエイターもAIに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sas
27
衝撃的な本。AIにより、知的作業から先に置き換えられていく。単純作業ではないのだ!科学者やクリエイターも危ない。ビジネスの現場では、中間管理職ほど価値が無くなり、足を使って現場で動く若手ほど価値が高くなる。そうなると、形がい化した年功序列を維持するために20~30代の昇給が抑制されて、しかも40歳過ぎで頭打ちになり、失業率低いけどまったく消費が振るわないジリジリ衰退する社会が出現する。そして最終的に唯一豊かになれるのは、ロボットへの置き換えのメリットを享受できる大口の株主などの資産階級のだけとなる。2018/05/19
Kentaro
26
自動運転技術の発展により、人間は自ら車を運転すると言う技術が不要になる。長距離トラックの運転手やタクシーがロボットに切り替わる。 マイカーも自動運転により、駐車場問題もクリアできれば、シェアリングで稼いでもらうことも出来る。 典型的なのは工場のロボットだ。人間の作業の代替の機能は遠からず実現できる。 そうなったとき、人間よりロボットの方が安く導入し、維持できるとなると、同じ作業ができても高い人間には勝ち目がなくなる。そこでロボットに給料を払う形で国庫に治めるロボット給与の出番だ。2019/03/27
hk
23
触覚が人類にとって最後の砦だという指摘は面白い。「聴覚情報や視覚情報は容易にデジタルデータ化できるため、Dラーニングによって聴覚・視覚認識能力でAIが人類を凌駕するのは時間の問題だ。翻って肌触りなどの触覚情報はDデータ化が困難であるため、Dラーニングが行いずらい。だから触覚(指・掌)に頼っている仕事は生き残れる」という論法だ。また「深層学習の発見でAI(頭)は長足の進歩を遂げたが、ロボット(体)は漸進的にしか発展していない。だから頭脳労働者は淘汰され、肉体労働者の雇用は当面安泰」という指摘もナルホドだ。2018/10/15
ビイーン
23
本書は売りたいがために極端な内容に編集している。下心が見え見えだ。但し、ロボットよりAIの方が先に発達する事により、「頭のいい人の仕事」がAIに置き換わり「ブルーカラーの人の仕事」はまだ残るという発想は目から鱗だったかも。確かに私が関わる食品工場でのロボット導入は思うように進んでいない。逆に建築や設備の設計は条件を与えれば、AIが自動的にレイアウトする時代が意外と早く到来するかもしれない。2017/10/26
mazda
19
AIとロボットが人間を超えるには、足、脳、腕、顏、指全てが人間を消えた時と言われており、この順番に難易度が高くなるそうです。ロボットとAIを比較するとAIの進化の方が早いため、研究者や芸術家など頭脳で勝負する仕事の方が先に淘汰されてしまい、マックやコンビニの店員を人間が奪い合う日が来るかもしれません。新しい技術が出て来た時に「あんなのはオモチャだよ」というのは、やがて淘汰される企業に共通の対応だそうです。みなさんの会社はどうでしょうか。2018/05/30