Mノベルスｆ 死にやすい公爵令嬢 ： 1 エーリカ・アウレリアと来航者の遺跡

著者名：瀬尾照【著】/六七質【イラスト】

双葉社（2017/08発売）

• ISBN：9784575240429

内容説明

八歳の春の夜、ファンタジー乙女ゲームの公爵令嬢に転生したことに気づいた、エーリカ・アウレリア。しかも彼女は、猟奇事件イベント開始時に必ず死ぬという役割だった。その死亡フラグを折るために、行動を開始するエーリカ。まずは第一ルート「黄金狂殺人事件」を回避するため、魔法使いの貴族の子息であるクラウスとアンに対面したエーリカだったが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[dorimusi]

Kindle Unlimited. 思った以上にファンタジー。結構設定も練られてる感ある。 思ったのは、転生も悪役令嬢である必要性も全く感じられないってこと。その要素ないとなろうでもやっていけないのかな・・・出版にも漕ぎ着けられないのか？と思うと何だかなぁと思った。 普通に面白いとも思ったけど文庫ならなぁと。物語にケチつけるとしたら8歳は無いと思った。12、13くらいなら。ラノベ的に考えるなら10歳くらいでも良いけど、転生前の記憶があろうが8歳じゃいろいろ無理があるだろーなーーと思いつつ。

2021/12/31

[ℳℯ]

★☆☆☆☆(1.5) とある乙女ゲームの悪役令嬢に転生した人間嫌いの主人公が死亡フラグ回避の為に奮闘する話。恋愛要素もあるっちゃあるが殆どファンタジーなのにはびっくりした。まあそれはいいんだけども、この作品の最大の問題はページ数が少なめなことや内容の薄さもあり単行本を一巻読んだ感がまるでないことだ。無駄な描写に文字数を割いている節があり、内容もそれほど面白い訳ではなかったので、購入はおすすめできないかもしれない。

2021/08/25

[りおる]

必ず死んでしまう悪役令嬢の転生もので本格ファンタジーです。8歳のある夜、エーリカは前世の記憶を思い出しファンタジー乙女ゲームの世界に転生していることに気づいた。彼女は猟奇イベント開始時に必ず死ぬという役割。その死亡フラグを折るために行動を開始するエーリカという内容。錬金術や使われる世界で、世界観が本当にすごい。錬金術やら遺跡での話がメインで、読んでいて元は乙女ゲームの世界というのを忘れてしまいそうになる。

[リディア]

面白かったです。世界の設定(国の成立ち、魔法、巻き物等)が複雑でちょっとわかりにくいところもありました。こういうのに馴れてないからかも。転生前にしたゲームの中のヒロインの攻略対象をすべてたらしこむまで話は続くのかな？次巻も図書館に入れば借ります。

2018/11/07

[ききぞう]

文章の表現が丁寧で細かい。ラノベではあまり見ない感じですね。そのおかげでお話に入り込んで一気に読みました。終章での締めかたは今までの緊張感を和らげる感じで秀逸ですね。

2021/02/11