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内容説明
イタリアは、まだまだ私たちが気づいていない魅力にあふれている。本書ではイタリアの22の都市を訪れ、各都市で起きたエピソードを中心に読む。歴史上の人物たちは、どのように考え、暮らしていたのだろうか。城や宮殿は、そこに住んだ王家や貴族の歴史をどのように伝えてくれているのだろうか。イタリアが世界に誇る芸術の数々は、どのように生み出されてきたのだろうか、etc. 尽きることのないイタリアの魅力を探る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズコ(梵我一如、一なる生命)
16
へ〜、ほ〜!!となりながら、気楽にサクッと読書。1話あたりも短く、細切れな時間の中でもどんどん読み進められます。美術史であったり、人であったり、観点を様々に変えながら街が語られ、行ってみたくなること間違いなし!本当に色々な街があるのね。イタリアに行きたい!2022/04/11
まーくん
13
2010年出版の「イタリア24の都市の物語」の続編。NHKラジオ、イタリア語講座が元になってるらしい。あまりポピュラーでない場所も含め22の町にかかわる少しディープな歴史的・芸術的エピソードが紹介されている。新書にもかかわらず、ほとんどが著者撮影になる美しいカラー写真がたくさん載っている。ちょっとイタリア行ってこようかな・・という気持ちにさせられる。2017/09/02
白義
12
石造建築を主とするイタリアでは多くの史跡が街の一部として生活空間の中にそのまま溶け込んでいる。そんな歴史の香りが漂う国のイタリアの都市や宮殿、絶景を歩きながら、そこにかつて痕跡を残した多くの人々の生の逸話を呼び覚ます、名文とカラー図版の美しい実に素晴らしいイタリアガイド。街の写真とともに、かつては売り込みに必死で苦労していたダ・ヴィンチや、亡き師の愛したであろう、存命の妻を罵るような伝記を書いたヴァザーリと美術史が専門の著者らしい、人間味豊かな逸話の数々が歴史の遠景に消えたイタリアの美しさを現代に甦らせる2018/10/03
ごく
11
偶然にも今日はダ・ヴィンチ没500周年日。「最後の晩餐」は3度訪れたのに観れず、ご縁がないと諦めた。前回の24都市はイタリア旅行を満喫したが、今回はルネサンスより古い時代や謎が多かったせいか、時空を旅した気分。宝石箱のようなイタリア。観たい所を指で伸ばせば、内部はもとより絵画やモザイクの細部まで観れるバーチャル・ミニチュアがあればいいのになぁ~ どの街も魅力的だったが、ボローニャは自治意識が高く、大学もUniversityという名の学生組織が教員や市と渡り合い、より良い環境を整えていたのが印象深かった5☆2019/05/02
belle
11
著者の語る町々の歴史エピソードにふむふむ、へぇー、ふーんと反応しながら読んだ。美しい場所は歴史も人も興味深い。2017/09/30
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