サンデーうぇぶりコミックス 死刑囚捜査官 芥川介の事件簿（３）

著者名：山崎京【著】

小学館（2017/08発売）

• ISBN：9784091276964

内容説明

ニセ芥川による童谷殺害で、無実の死刑囚・芥川介の状況は悪化の一途を辿る…

警察に追われながらも、身の潔白を証明する手立てを探る芥川は自らが死刑判決を受けた事件に関わるある場所へと向かう…

果たして芥川は無実を証明することができるのか！？

華麗な推理と巧みな話術で真実をつきとめる異色倒叙ミステリー第3巻！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

自白まで持ち込んだ目の前で、自分に変装した偽者にピアニスト・童谷理香子を殺害され、捜査官から一転、容疑者として追われる事になってしまった芥川。元々が冤罪とは言え死刑囚故に捕まれば即死刑執行と言う絶対絶命の逃避行の中、自分を陥れた真犯人に迫る為の決死の追撃が始まる。これまでの倒叙形式から大きく変化した筋立て、逃亡しながら同時にいびつな正義感に囚われた犯人のトリックを推理する、構成自体がトリッキーな展開になり飽きさせない。周到な犯人のハナから芥川をハメる為に練りに練った犯行を暴けるのか(以下コメ欄に余談)。

2017/08/26

[キートン]

感想は４巻にて。

2021/05/03

[HK]

これまでの比較的オーソドックスな倒叙スタイルから変化をつけて、冤罪から逃亡しながら自分を陥れた真犯人と対決するストーリーが読ませる。

2017/08/19

[にゃー]

なるほどこの展開も結構好き。

2020/10/13