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内容説明
死刑囚・芥川介は数々の難事件を解決する警視庁の特別捜査官。
挑む難事件は・・・警察もお手上げの完全犯罪!
大学教授、有名小説家が手を染めた犯罪を暴いた芥川が次に挑む相手は・・・なんと子供!?
天才少年を前にさすがの芥川も悪戦苦闘!!
一筋縄ではいかない事件・・・この完全犯罪を暴くことはできるのか!?
そして物語の最後には衝撃的展開が・・・・・・・・!!!!!!
華麗な推理に心をつかまれる、異色倒叙ミステリー必読の第2巻!!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
13
期待のピカレスク倒叙ミステリ第二弾。今回は小学校教諭の愛車爆破による殺人と、奇妙なダイイングメッセージを遺し撲殺死体で発見された若きピアニストの謎に迫る二本立て。アンファンテリブルを地で行く大胆不敵な小学生、才能で他を圧倒してきた傲岸不遜なピアニストとの巧みな心理戦の駆け引きの上手さ、通読していると終盤に待ち受ける予想外の暗転、中盤の回想にニヤリとさせられる。「子供による犯罪」「ダイイングメッセージ」と言うミステリの定石の幾つかについての解釈も思いのほか堂にいった語りで安定して面白い(以下コメ欄に余談)。2017/05/31
流之助
8
推理モノというより芥川の過去を追う作品として読めばいいのかな?といった感じに。2020/05/19
キートン
4
感想は4巻にて。2021/05/03
悠遠
4
うーん、なんか雑…少年犯罪ってもっと慎重な感じなのでは?ドアの鍵閉めてないんかい!とか、近くにいなきゃ行けないのになんで外で待ってんの?いくら冤罪だって信じてるからって、いまは死刑囚なんだからせめて部屋の外で待機じゃないの?とか。まあ実は黒幕がっていうのはありきたりだよね、こういうミステリものには。2020/05/15
HK
2
面白い。1巻て2エピソードを語る連作形式をとりながら背景でメインストーリーも進める欧米ドラマっぽいスタイルが、「死刑囚捜査官」の設定も含めたケレン味たっぷりな派手さと良く合っている。今回は〈対決〉を前面に出した倒叙ミステリが特徴的で、自信過剰な犯人たちとの真っ向勝負はバトルものに近い味わいで、城平京作品を少し思わせる。2017/06/21
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