内容説明
「森林浴は気持ちがいい」「ハイキングしたら元気になった」それは単に気分が変わるからではなく、実際に自然がストレスを激減させ、脳機能を高めるためであることを科学的に解明。日本をはじめ、各国の最新の研究とその取り組みを紹介する。今日から脳力アップのために、まずは15分間、近くの公園でのんびりしてみよう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
82
科学的実証により「自然で過ごすことで生じるベネフィット」が裏付けられているとのこと。本書で紹介されている事の幾つかは出来そうな感じがしましたので、あとは習慣化かな。2024/10/28
りょうみや
25
緑の自然が如何に脳の働きや幸福感に良い影響を与えるかについて様々な研究を紹介している。昔から言われていて自分自身も実感していることなので改めて納得する。脳に関してはスマホなどデジタル機器や仕事でのマルチタスクからも解放されければ自然の効果もなくなるので注意がいる。今の自宅は山が見え自転車で自然公園に行けるし、職場の近くも大きな公園があるので本書の内容的には恵まれていた。ぱっと読み。2021/12/20
ふぇるけん
16
『自然は身体にいい』というけど、それは科学的に証明できるのか。この問いに意欲的に取り組んだ一冊。東京のビジネスマンが3日間、一日2~4時間ハイキングしたら、体内のナチュラルキラー細胞が40%上昇し、1ヵ月後でも以前より15%多かった。まだ理論は明らかになっていないけれど、自然と接することは人間の注意力を回復し(ART理論)、ストレスを低減する(SRT理論)が実験の結果から導かれる。どのぐらい自然に接すればよいのかについての、ネイチャー・ピラミッドも参考になった。2018/03/15
kubottar
15
森林浴は大事。2017/09/26
はやたろう
14
- [ ] 運動が脳にいいということは他で読んで知っていたが、自然に触れていれば、何となく気分がスッキリするし、煩わしいことから離れている状態だということだろうから、ストレスも減るってことにつながる。結構な研究をしているけど、そりゃそうだろうと思う。2024/11/20




