ハヤカワ文庫JA<br> ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下

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ハヤカワ文庫JA
ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下

  • 著者名:カルロゼン【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 早川書房(2017/08発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150312800

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内容説明

異星文明による植民惑星となった地球で生まれ育ったアキラ。彼は自らの決められた運命を変えるため、惑星軌道歩兵部隊に志願する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

猿吉君

58
ヤキトリ1作目、まだチキンな訓練生がサバイバルしていきます。①日本版宇宙の戦士、そっち系が好きなら楽しめます。②主人公アキラの自己中・やさぐれ感が酷くて鼻につき、挫折しかけますが後半の怒涛の展開で気にならなくなります、そこまで我慢です。③宇宙人の設定や記憶転写等、SF的に物凄く広がりを見せそうなのですが、全部書ききれるのか不安になります。④大満足をすすってみたいです。点数75/100→私は全部読んだら好きになりましたが、癖が強い文章でかな~り人を選ぶ作品なのです。2巻までは出ているので読みます。2023/09/13

まりも

53
地球人類が国籍の区別なく全員、商連と呼ばれる異星人の隷属階級に落とされた時代。主人公・アキラがヤキトリと呼ばれる惑星軌道歩兵に志願することで始まるSFミリタリー物語。うーむ、これまた癖のある作品ですね。今回は1巻丸々訓練でしたが、鬱屈とした劣悪な環境の中で一癖も二癖もある登場人物達が泥臭く抗う姿は、これからの展開を期待させるものになっており、作品に漂う硬派な渋さも合わさることで大変自分好みの物語になっていたと思う。彼等がヤキトリとして調理されたまま終わるわけがない。今後の展開が楽しみなシリーズです。2017/08/15

よっち

49
地球人類は国籍の区別なく商連と呼ばれる異星の民の隷属階級に落ちた未来世界。閉塞した日本から抜け出すため、アキラは募兵官の調理師パプキンの誘いで商連の惑星機動歩兵―通称ヤキトリに志願する近未来ファンタジー。国籍も違う癖の強いメンバー四人と実験ユニットK-321に配属され、火星に向かうアキラ。その過程で嫌というほど思い知らされるヤキトリの過酷な待遇。どれだけ屈辱的な扱いを受けたり凹まされても反骨心を失わないアキラたちには凄いなと感心しきりでしたが、だからこそ見出した活路が変革の兆しになるか続巻に期待ですね。 2017/09/02

マムみかん(*ほぼ一言感想*)

39
カルロ・ゼンさん初読み。 読みやすいようで読みにくい…(笑)。 絶望的な世界観や「調理師」パプキンの野望なんかは分かるのですが、主人公アキラの(今のところ)自己中心的な俺様思考が好きになれないからかな。 その反骨精神が身を助けたとも言えるけれど、ずっとこのままだと読むのが辛いかも? とりあえず、2巻では『商連』本国が出てくるようなので、モフモフ好きとしてはちょっと楽しみに待ちたいです(笑)☆2017/09/21

まるぼろ

31
「幼女戦記」でお馴染み、カルロ・ゼン先生の書くSFシリーズです。商連と呼ばれる異星人達によって地球が植民地化されている未来世界で、自由を求めていた伊保津明はパプキンの誘いに乗りヤキトリと呼ばれている商連の惑星機動歩兵に志願するが…と言うお話です。語り部のアキラが生まれのせいもあって罵詈雑言と言うか不平だらけと言うか、自分だけは特別と言った感じの口調なので少し辟易とする嫌いはありますが、植民地の奴隷よろしく使い捨ての駒扱いされていた「ヤキトリ」…地球人が、実は捨てたものじゃないんだぞと商連に→2018/05/22

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