幻冬舎文庫 いま、死んでもいいように 執着を手放す36の智慧

著者名：小池龍之介【著】

幻冬舎（2017/08発売）

• ISBN：9784344426375

内容説明

「自分らしく生きなければ」「健康でなければ」「老いてなお盛んでなければ」――現代人がいかに誤った思い込みで自分を苦しめているかを、ブッダの言葉をひもときながら説き明かす。自分が《いま、ここ》にいること、自分が《いま、ここ》でしていることだけに集中し、清々しく満ち足りた幸せを手にするための、心の持ち方、暮らし方。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[テツ]

諸行無常。世界は常に流転する。自分の手の中にある何かに固執することなく、自分の手の中にない何かに焦がれ執着することもない。ただ在ることを受け入れ、世界は常に変化し続けているのだから自分の手で何かを掴み離さずいる状態など本来不自然であると知ること。裸で何一つ持たずに生まれてきたのだから、死ぬときも何一つ持たずに想いを残さずにサッパリと消え去りたい。良い本でした。

2018/04/05

[Hammer.w]

「何者かになろうとするから、苦しむ。」小さな幸福も、諸行無常ですしね。

2018/01/08

[ももすけ]

仏教は宗教というより哲学的だとは思ってたけど、唯物論もびっくり、科学だ。死んだら骨は海に撒いてくれだとか、うん、確かに自分の意思はその時にはない...最近、コロナなんかで気持ちが疲れてたので、ちょっとスッキリ(笑)

2020/03/05

[文章で飯を食う]

何度、読み返しても心が静まる。普段は波立ってるってことだな。

2018/10/13

[文章で飯を食う]

単行本で読んだ本を文庫にて再読。文庫版の後書きだけで儲けもの。

2018/04/23