HJ文庫<br> 桜色のレプリカ2

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HJ文庫
桜色のレプリカ2

  • ISBN:9784798615073

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内容説明

理事長の理不尽な依頼に嫌気が差しつつあったカザネだが、校内に1本だけあるという桜の木の下でついに「本当のヒロイン」を見つける。嫌々ながらの捜索だったが、真ヒロインの大胆な告白を受け、ハートのど真ん中を射抜かれてしまうカザネ。しかし他のヒロインたちも黙っちゃいない。ヒロイン捜索型学園ラブコメは怒涛の展開へ――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

42
ヒロイン捜索型学園ラブコメの第二弾。ハートのど真ん中を撃ち抜かれた後からの話。いやー、もう脱帽です。SF全開の哲学的なテーマ、そこに予測不可能な展開が組み合わさる事でラストまで一切油断の出来ない見事な物語になってましたね。面白いことは確かなんだけど、結構ズシっと来る。ラブコメはラブコメでもこの作品のラブコメは一味も二味も違うし、癖もめっちゃ強いのよね。色々と考えさせられるところもあったりと、普通の作品では味わえない読み応えのある1冊でした。2017/08/05

よっち

36
理事長の理不尽な依頼に嫌気が差しつつあったカザネ。そんな彼に意外なヒロインが校内の桜の木の下で衝撃の告白を突きつけ、ハートのど真ん中を射抜く第二弾。彼女とのやりとりの中で戸惑いながら少しずつ変わってゆくカザネの心境の変化と、すっかり変容してしまった関係を諦めきれない彼女・メグミの存在。一見ベタなはずなのに皮肉にしか思えない構図が、事態が深刻化してゆく状況の中でああいう展開に繋がるとは思いませんでしたね(苦笑)ガチバトルでの決着と学校からの卒業というある意味ラブコメらしい結末はなかなか深いものがありました。2017/07/29

むっきゅー

18
2巻の最後のページに「先行立ち読みCP参加者」として、読書メーターでおなじみの皆さんのお名前が並んでいてびっくり。さて本作、23世紀初頭を舞台に人類の代わりに外敵と闘う人造生命体、そのAIと人間性がテーマのわりと硬派なSF作品。人間とは何かを文学的、あるいは哲学的に思考を進めるところは、理系のボクにはちょっと難しかった。2巻も最後まで予想のつかない展開で、めっちゃ面白かった。この作品のターゲット層は、たぶん「ギャルゲーみたいな表紙」の本書は恥ずかしくて買わないと思う。MOTTAINAI ↓以下ネタバレあり2017/08/09

ナカショー

17
1巻のラストで明かされた衝撃事実。いやぁ凄かった。ただ1,2巻じゃなくて上下巻にした方が良かったんじゃないかなと思わなくもない。2017/10/05

しぇん

16
上巻で明かされた真実。その中から世界に本当に起こっている事、「人間を探せ」の真実がああ冴える展開と中々読み応えがあって楽しめました。果てしない旅にでた主人公達の描写もですが、最後まで職務を全うしきった指揮官の最後が美しくてよかったです。次の物語も楽しみにしています。しかし、正の感情も、負の感情もある意味人間らしさであるのでは?と堕ちていったヒロインを見ながら思ったりも。2017/08/05

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