内容説明
兵器の能力を向上させるテクノロジーは、軍事や民生を問わず、用途の豊富なものが次々と開発されています。毒物や爆薬の研究は、医薬品を発展させ、移動手段の向上は、車や飛行機、ロケットなどの開発につながり、コンピューター技術がスマートフォンや人工知能開発を飛躍的に進化させます。本書は、兵器の発展と共に開発されたテクノジーがどのように現代社会に活用されているか詳しく解説しています。
目次
●Chapter.1 人類とテクノロジーの歴史
●Chapter.2 刀剣・銃砲のテクノロジー
●Chapter.3 爆薬・化学・生物兵器のテクノロジー
●Chapter.4 移動手段のテクノロジー
●Chapter.5 通信・情報処理のテクノロジー
●Chapter.6 衣料・食料品のテクノロジー
●Chapter.7 原子力のテクノロジー
●Chapter.8 人体改造のテクノロジー
●Chapter.9 その他のテクノロジー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなた
3
テクノロジーに良いも悪いもなくて使い方によってどっちにもなり得る。2019/04/14
Smith, Ordinary. Person.
1
毒ガスの技術が抗がん剤に。自動車の技術が戦車に。軍事技術が民間で平和利用されることもあれば、民事技術が軍用に流用されることもあります。本書は、発展した技術がどのように利用されてきたか、軍民双方の視点から解りやすく解説しています。従来「軍事研究はしない」としていた日本学術会議も、その学長自身が「技術の軍民分離、つまり軍民を単純に二分することは困難」と発言しています。それは視点が違うだけだから。人を活かすも殺すも、技術の使い方次第。そして「軍民両用」という柔軟な姿勢こそが、技術の発展を促すのかもしれません。2022/12/24
h t
0
兵器と民間利用のあれこれ2018/03/21
-
- 電子書籍
- 月刊「東京人」 2024年9月号 特集…
-
- 電子書籍
- 組長娘と世話係 第13話【単話版】 コ…
-
- 電子書籍
- キャラぱふぇブックス すみっコぐらし占…
-
- 電子書籍
- 「勉強のコツ」シリーズ 中学校の「理科…