講談社+α新書<br> 日本人が忘れた日本人の本質

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講談社+α新書
日本人が忘れた日本人の本質

  • ISBN:9784062729970

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内容説明

2020年の東京オリンピックに向けて、「高度経済成長の夢を再び」「強い日本を取り戻そう」と安倍政権が声高に叫ぶ現在。だが、このままでいいのだろうかという漠たる不安を覚える人は少なくない。そもそも、日本とはどういう国で、日本人はどんな民族なのか――。宗教学者・山折哲雄氏と作家・高山文彦氏が、「天皇」「原発」「AI」「シン・ゴジラ」などをテーマに、日本人がいま立ち返るべき原点を語り尽くす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともたか

3
もはや日本人は形骸化してしまったか。2019/07/23

万谷 祭(よろずやまつり)

2
1931年生まれの宗教学者山折哲雄と1958年生まれの作家高山文彦が、皇室問題、大震災、原発、人工知能、地方衰退などの問題から見えてくる日本人の自然観や死生観、宗教といった根元的な問題を語り合いながら突き詰めていく本だ。 やや安倍政権への批判は込められていたものの、政治関係を除けば成る程と思うところも多かった。 酒鬼薔薇事件を取材した高山氏が感じた弱い者が弱い者を犠牲にする弱肉弱食の時代というのは、的確に現代を言い表した言葉だ。 弱者とはなんぞや、を今一度考えてみたい。2018/03/18

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