内容説明
“常識のワク”にとらわれず、ありのままの自分で生きるために必要なことは、「あきらめない」、そして「こだわらない」こと。がん治療の名医がすすめる人生の極意。
【第一章】挫折を知る人ほど、大輪の花を咲かせる◎挫折は宝物。人の痛みがわかるすてきな人になれる。ほか【第二章】あきらめない、こだわらない◎「いつでも死ねる」覚悟が、生きる力を強くする。 ほか【第三章】日々、ときめいて生きる◎弱みをさらけ出すと、自分やまわりの状況が変わってくる。 ほか【第四章】上手に恋する「粋な人」◎すべての困難は、自分の人生をドラマチックにするために起こる。 ほか【第五章】凛として老いる◎ときには流れに身をゆだねることで、人生がうまくいくこともある。 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Stepney
1
生きることをあきらめてはいけないが、いつでも死ねる覚悟でその日を精一杯生きることが大切と感じました。2017/08/07
ひょるひょる
0
思ってた内容とは少し違った。がん治療のお医者さんから見た、死ぬ少し前に、よりよく死ぬための生き方って感じの本。2017/11/26
Yoshiro Sakamoto
0
常識的な「健康」に囚われない。逆説的だが、そのことが今を大切に生きることに繋がり、また実際寿命を延ばすこともあるのだ。斜め上からの視点を楽しめる。2017/10/04
もり
0
人はいつ病気になったり、3.11もそうだが不慮の事故等で命を落とすかわからない。がん医である著者は、がんになった方のその後の生き様を常に見てきた。人生の期限が設けられた時に、その当事者たちはこれまでにもない最も悔いの残さない人生を謳歌し始めようとする。健常者はそれだけに恵まれているのだから日々を大切に過ごしてほしい。そんなメッセージが伝わってくる、良書なのです。2018/04/12