レジーナブックス 異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています１

著者名：ふじま美耶【著】/ｖｉｅｎｔ【イラスト】

アルファポリス（2017/07発売）

• ISBN：9784434179334

内容説明

ある日突然、異世界トリップしてしまったちょっとオタクな私、神崎美鈴、22歳。気付けば見知らぬ原っぱにいたけれど、その一方でステイタス画面は見えるし、魔法も使えるしで、なんだかRPGっぽい!?　そこで私はゲームの知識を駆使して、魔法世界にちゃっかり順応。かっこいい騎士さん達と出会い、魔法で異世界人を治療して、「黒の癒し手」って呼ばれるように。一応日本に戻る方法は探してるけど……どうなることやら？　ゲームの知識で魔法世界を生き抜く異色のファンタジー！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[徳浄さん]

図書館本。ちょっと目に留まって借りてみた。異世界に連れて来られて、RPGよくやってたのでその要領でファイアボール作ったらできちゃうなんて、凄く都合のいいストーリーだけど面白かった。続きもあるようなので次で借りて来ようと思う。

2017/04/10

[瀧ながれ]

異世界トリップの原因が描かれていて（理由はわからないのだけど）、もとは「平凡な女性」なのでモンスター退治に抵抗があるヒロイン。妙な能力が付いたのはズルい気がしますが、おもしろい作品でした。ノエルちゃんをもう少しオープンにすればいいのに。この先になんかあるんですかね。

2015/04/21

[mariann]

久しぶりのレジーナ。予備知識なしに読んだら続きものだった。冒頭登場人物紹介にどどーんと載っているヒーロー、ほぼ出てこないし名前もわからない。 何者かに腕を掴まれて無理矢理異世界トリップしたヒロイン。現世でオタクだった知識を活用してゲームの世界のような異世界で医者として活躍して行く…のかな？ヒーローは何者で敵は誰か、などもうあらかた想像は付くんだけどヒロインは前向きで可愛いし(眷属のノエルも！)読み進めます。

2021/03/11

[ちはや]

RPGをやってる人はいろんなのが混ざってるなぁとフフフって笑えるかも!?グリーンハーブは出てこなかったわね←ゾンビも無しだし（笑）でもポーションは作ってたよ。アイテムボックスいいなぁ。魔法の絨毯にノエルもね。トラブル・ドロップってラノベとも雰囲気は似てる。こちらはレジーナお得意の異世界トリップものだけど。

2016/04/13

[シュエパイ]

帯に『ゲームの知識で生き抜きます！』って書いてあったけど、本当に役立ってるのって、きちんと高等教育を受けているが故の情報量の多さと、整理・判断能力だよなぁ。腕を落とされたクモンくんの、リハビリ途中の力強い言葉に、魔法とか関係なしにファンタジーだなぁと思いつつ、でも凄くいい言葉だなって思うのですよ。そーいやこの世界って、きっと魔法が使えるから、医療技術が発展してないんだろうなぁ。

2013/07/08