内容説明
狂四郎と千華は賢島の隠れ切支丹の館で豊臣遺産百万両の最後の鍵、小さな守り犬を得る。狂四郎は単身、奈良を目指した。佐賀闇斎、島津の忍者兄妹、死神九郎太、二刀流志村源八郎、忍者捨てかまり等難敵たちの巧緻な罠、執拗な攻撃を退け続けた狂四郎を待っていたのは、百人の鍛え抜かれた伊賀は名張の忍者軍団であった――。百万両の謎がついに解き明かされる。疾風迅雷の完結編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大根院
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★1。
ぶるがりあ
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豊臣遺産百万両を求めた騒乱が、狂四郎を迫りくる刺客たちとの死闘へといざなう。忍び、密入国者、幕臣たちの様々の思惑を取り巻きながらクライマックスへと進む下巻。2011/10/09
なかがわみやこ
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実はものすごいお人好しなんでは。という気がしてきました。さすがに。2010/11/11
すす
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多数現れた登場人物達もひとり、またひとりと消えてゆく。無敵の狂四郎。 長い道中で様々な敵が襲いかかるのは「次はどんなシチュエーションで?」の興味はわくが、「また同じ、繰り返しか…」も多少否めない。 司馬遼太郎も余談が多いがそこには血肉を感じた。この本も色々と情報が多いが、単にデータを記述している感じを受けた。 大冒険も結末は呆気ない。短い章の構成なのですらすら〜っと読み終えてしまった。 それなりに面白かった。他も読んでみます。2022/06/18
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