内容説明
国内論争と歴史教育からは見えてこない瞠目の真実! 張作霖爆殺・ソ連犯行説を追う/「ゲルニカ神話」の虚妄/英国はもともと「欧州」ではない/日本の国際連盟脱退は必要なかった…などなど、覆される14の定説。英米独仏露西の最新歴史論文を言語で読破。日本の常識は、もはや非常識。大好評シリーズ、待望の続編!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
軍縮地球市民shinshin
13
どう考えても張作霖爆殺の実行犯はソ連でしょう。関東軍も計画していたかもしれないが、鉄道脇にしかけた爆弾が、なんで列車の天井に大穴があいたのか、その説明はない。ソ連犯行説が濃厚。スペイン内乱は、フランコを一方的に悪と決めつけていたが、人民戦線派(共産主義派)も相当悪辣で、どっちもどっちではないか。戦後の世界的な左派優勢の影響で、フランコを極悪人に仕立て上げられた…というのが実情ではないのか。2017/08/30
まさにい
10
ロシア・ソビエトの外交の仕方が分かりやすく書いてある。最近の北朝鮮の問題も、アメリカ・日本・韓国がお人よしの間抜けにならないか心配である。普通に考えたら、北朝鮮の核開発は、中国・ロシアに向けてのもののはずである(そんなことはこの本には書いてないが)。北朝鮮は国境を接している中国に脅威を感じているはずなのである。北朝鮮自体も本音は言えないから、西側、特にアメリカを対象にしているように思われるが、この脅威に対して、ロシアはうまく立ち回っているように思えてくるように感じる本でしたね。さすが、学者の本は深い。2017/09/28
Masami Hirata
2
スペイン内戦の背景がよくわかった。ドイツでヒトラーが政権を取るまでの過程も上手く説明できている。20世紀の歴史はコミンテルによって操られている。 戦争という武力行為の前に、スパイ戦、情報戦という頭の戦いがある。ここで負けると武力行為においても負けてしまうことがよくわかった。2017/09/19
Hiro Shroff
1
1の方が面白かったが、大変勉強になりました。 中国と旧ソ連、ロシアとの関係を知らずして歴史は学べません、語れません。2023/01/06
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