双葉文庫<br> 京都の甘味処は神様専用です : 1

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双葉文庫
京都の甘味処は神様専用です : 1

  • 著者名:桑野和明【著】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • 双葉社(2017/07発売)
  • 夏休みスタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~7/21)
  • ポイント 100pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575520026

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内容説明

両親が亡くなり、姉のいる京都に引っ越してきた高校生・天野瑞樹。ある日、瑞樹は少年に『甘露堂』という甘味処まで荷物を持っていくのを手伝ってほしいと声をかけられる。甘露堂へたどり着き荷物を開けると、そこから「ナリソコナイ」と呼ばれるあやかしが出てきて、店の至る所を食い散らかしてしまう。賠償金を支払うため『甘露堂』でバイトをすることになった瑞樹だが、そこはなんと神様がお客様の甘味処で!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

87
京都に引っ越してきた天野瑞樹は、西本願寺で出会った不思議な少年に「甘露堂」という甘味処に荷物を運んでほしいと頼まれる。だが、荷物の中に入っていた妖怪が店の中を荒らしてしまい、瑞樹はバイトをして弁償をする事になるが、甘露堂は神様が来店する甘味処で……。桜餅や八ツ橋といった和菓子を美味しそうに頬張る神様達を接客しながら、様々な悩みを抱える神様や霊感を持った人達と出会っていき、人と神が繋ぐ縁に触れていく瑞樹の困った人(神)を放っておけない性格がナイス。抹茶フォンデュが凄く美味しそうだったので、一度食べてみたい。2017/07/03

はつばあば

63
京都に住んでいれば神様も大勢いらして、ナリソコナイがいるよといわれても「おおそうかい、そこにいるのかい」で済む(笑)。本当は長岡弘樹さんの「血縁」を読んでいたのだが・・何というか姉妹とか兄弟で争う事が近頃多くないかと・・もうずっしり重くってこちらに。そういえば神様の争いも凄まじいのがありましたよね。そう、苛立ったりしたときは是非京都の甘味処へお越しやす。宇治まで行くのは遠いとおっしゃるなら京都駅の伊勢丹の隣のお店が支店です(#^^#)。4巻ほど続くようなのでしばし逗留させてもらおうかしら(^^♪2020/07/15

アン

59
京都にある神様が訪れる甘味処『甘露屋』そこでバイトをすることになった瑞樹。店主である同級生の冬夜の誘いで半ば強引にバイトをすることになったが、瑞樹の良い気質は神様と係わるこのお店に向いているのかも。登場する神様もナリソコナイも個性的でした。瑞樹のお姉さんが若干ウザいけど、サクッと読めて面白かったです。2018/07/17

hirune

51
【Kindle】そこはかとないBLの香り…しかも神様用の甘味処で働くことで超人的な能力を与えられて、それぞれずば抜けた知力と体力を持ったコンビとか無敵じゃん!2人とも見目麗しいらしいし。しかし あやかし ではなくナリソコナイって呼ぶとちょっと切なくて可哀相な感じ🤔でも面白く読みました。最後に出てきた猫型ナリソコナイのチャタロウ、十年屋のカラシみたいで可愛いかったです♡2020/07/06

よっち

44
両親が亡くなり、姉のいる京都に引っ越してきた高校生・天野瑞樹。あやかしの引き起こした事件に巻き込まれて、賠償金を支払うため神様がお客様の甘味処『甘露堂』でバイトをすることになる物語。お店で働く人達に与えられる神の恩恵と瑞樹の周囲で起こる神様や「ナリソコナイ」を絡めたいくつかのエピソード。姉が重度のシスコンだったり、腐女子が主人公たちの組み合わせに萌えたりなんてこともありますが、困った人を放っておけない瑞樹とお店の高校生オーナー・冬夜のコンビはなかなかいい組み合わせで、とても読みやすく悪くない読後感でした。2017/06/04

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